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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第89話 魔法じゃなくて魔王少女?四天王サニーの受難と禍の団の罠 後編
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ら」
「もう!素直じゃないな!」
「うっせぇ!」
宙に触手でぶら下げられているセラフォルー様に対してサニーさんは忌々しそうに言いました。
「何が不満なんだ?こんな美人とキスできたんだぞ?」
「じゃあゼノは男にいきなりキスされたら嬉しいのかよ?」
「それは……」
ゼノヴィアさんはサニーさんにそう言われるとイッセー先輩を見て顔を赤くしました。ライフでのキスを思い出したんですね。
「けっ、イッセーもよくやるもんだぜ!だがな、俺はそんなお気楽じゃねぇんだよ!好きでもねぇ女にキスされて嬉しい訳がねぇだろうが」
「そもそもサニーさんは結婚したいっていう欲とか願望ってあるんですか?」
「ねぇよ、そもそも俺に釣り合う美しい女なんていないし自分にしか興味ねーし」
祐斗先輩に結婚願望はあるのかと聞かれたサニーさんは自分にしか興味が無いと言いました。
「はいはーい!サニー君にぴったりの女の子がここにいるよー!」
「うるせぇ!もうツッコムのもウンザリなんだよ!」
「そんな突っ込むだなんて……?サニー君ったら気が早いよ?でもどうしてもっていうなら私も覚悟を決めるよ……?優しくしてね……?」
「……」
セラフォルー様がそう言うとサニーさんは本気で嫌そうに黙って髪を指でかきむしりました。髪を大事にしているサニーさんが自分であんなことをするとは……
「そもそもセラフォルー様、お兄様には詳しく話をされたのですか?」
「まだだよ、襲われたから子供達の回収お願いねーってライン送っただけだよ」
「通りでお兄様から電話が鬼のように来ている訳だわ……」
どうやらセラフォルー様はサーゼクス様に詳しく話をしていないようですね。リアス部長の携帯がさっきから鳴っていますし。
すると魔法陣が現れてなんとソーナ会長が姿を現しました。匙先輩も一緒ですね。
「お姉さま!一体何をしているんですか!」
「ソーナちゃん?どうしてここに?」
「リアスから連絡を受けて急遽ここに来たんですよ!まさか兵藤君に迷惑をかけていたなんて……兵藤君、姉に変わって謝罪させてください。本当にごめんなさい!」
「いや、俺は大して迷惑をかけられたわけではないですし……」
「おい!俺はめっちゃ迷惑かけられてんだけど!?」
どうやらリアス部長から連絡を受けたソーナ会長が直接迎えに来たようですね。
会長はイッセー先輩に謝罪しましたが先輩は気にしなくていいと返しました。でもサニーさんはウガーッと怒りました。
「さあ帰りますよ、お姉さま!サーゼクス様が詳しく話を聞きたいとのことですので!」
「えー!待ってよ!サニー君と離れたくないよー!」
「さっさと行け」
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