第四百九十七話 訓練ートレーニングーその八
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「安心していい」
「あのバグスター達にというのはだ」
レダはどうかという顔で言った。
「私としてはな」
「すぐには信じられないね」
「どうもな」
「しかしだ」
それでもとだ、花家は話した。
「それは事実だ」
「そうですか」
「だからだ」
それでというのだ。
「戦いになってもな」
「これまでと違ってだ」
「有利に戦えるか」
「そうなる」
間違いなくというのだ。
「それだけの実力はもう備わっている」
「だからだよ」
宝生はまた話した。
「一撃でね」
「数体のバグスター達をですね」
「倒せる様になるよ」
そうなるというのだ。
「絶対にね」
「そうですか」
「今は信じられなくても」
それでもというのだ。
「そうなるよ、そしてどれだけのバグスターが来ても」」
「戦えますか」
「そうなるよ、そしてスサノオが出て来ても」
「勝てる様になりますか」
「必ずね」
そうなるというのだ。
「だから安心してね」
「安心していいですか」
「そうだよ、不安や焦りを感じるけれど」
そうなることも当然だがというのだ。
「けれどね」
「それでもですね」
「そう感じるよりも」
それよりもというのだ。
「訓練をしよう」
「不安とかを感じるよりも」
「それよりもね」
「訓練ですか」
「そうすれば不安も感じないよ」
こう言うのだった。
「まずね」
「訓練をすればですね」
「そして勉強すればね」
「不安や焦りはですか」
「身体を動かして学べば」
それでというのだ。
「そんなものは消えるよ」
「つまり努力することですね」
シャーリーが言ってきた。
「そうですね」
「そう、もう限界まで努力すれば」
ここでは訓練や研究である、宝生はセブンナイツの面々に確かな声でこのことを話していくのだった。
「もうそんなことを考える暇もね」
「ないですね」
「それでそこまで努力すれば」
限界までというのだ。
「何かをね」
「掴めますね」
「そうなるよ」
「私なぞ常に過労死するまでしている」
壇は笑って自分のことを話した。
「そしてその都度成長している」
「過労死するまで、ですか」
「訓練でも倒れて死ぬまでな」
ギルタンにその笑みで話した。
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