女傑編 ウルトラガールズファイト 前編
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
琴乃、早く発砲許可をくださいッ! 私達に……こいつらを撃つ許可をッ!」
そして。金髪のショートヘアを靡かせ、Eカップの双丘をぷるんと揺らし、真っ直ぐな眼差しでダダを射抜いている、BURKフランス支部歩兵隊隊長・エレーヌ。
彼女達5人が突入して来るタイミングを待ち侘びていた琴乃は、誤射を避けるために伏せながら――声を上げる。
「待たせたな、皆! ――撃てぇえッ!」
その叫びが、合図だった。地に伏せながらBURKガンを構える琴乃と共に、光線銃を握る5人の美女達は同時に引き金を引いたのである。
「……ウルトラマンさえ居なければ、強気に出れるとでも思ったか? 私達BURKを、地球人類を無礼るな……!」
反撃の暇も与えられず、何人ものダダが同時に撃ち抜かれたのはその直後だった。世界各国から結集したエリート美女達の銃撃は、卑劣な異星人の両脚を正確無比に撃ち抜いて見せたのである。
発砲の瞬間にぶるんと弾んだ、美女達の爆乳が魅せる扇状的な躍動。それが、ダダ達が倒れる前に目にした最後の絶景であった。
暁嵐真、椎名雄介、覇道尊、八月朔日要、そして荒石磨貴。
彼ら5人の美男子達を何としても射止めたい、という一心でこの東京に残留している彼女達の結束の強さが、この一糸乱れぬ連携に表れている。
「……!? しまったッ! あいつ、超能力で壁を……!」
だが、包囲射撃から運良く逃れた者が居たのか――辛うじて被弾を免れていた1人のダダが、コンクリート壁を通り抜けてこの場から逃走してしまう。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ