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「お姉ちゃん ありがとう うれしい」
私は、この前、帰り際に社長さんから
「これで、新しい洋服とか下着を買いなさい だたし、僕の好みを考えてな 君は僕の女なんだから」と、お金を渡されていた。私は、これが、私の裸の代償と感じたのだが、手を出してしまった。背徳感もあったのだが、それで、いちごの下着を・・もちろん、私の物も買っていた。あの人の好みのものと考えて・・少し、ためらうものも・・喜んでもらいたからだ。
「いちご お母さんには、内緒だからね あの人は洗濯ものなんか見ないと思うけど いちごも気をつけてね」と、洗濯は、私か妹かのどっちかがやっていて、あの人は触りもしてないのだ。だけど、新しい下着を見られると、問い詰められるから・・。
そして、水曜日、約束していて、その日は大阪難波まで出ようと誘われた。私は、買ったミニ丈のフレァーな紺色のジャンパースカートで出掛けて居た。
戎橋筋から道頓堀へ、私は、あの人に腕を組んで歩いた。腰に手をまわされたりしたら、嫌だったし、この人はこんな私を連れているんだと、みんなに見せたいんだと思っていたから。
途中、やっぱり、洋服屋さんで大きな花柄のワンピースとか、サスペンダーのスカートとかを買ってくれていた。そして、お金を渡されて「田舎では、きれいなもの売ってないだろう」と、下着売り場に行かされたのだ。お昼は天ぷら屋さんで、ご馳走してくれて、帰りには、持ち帰りで串カツを買っていた。
そして、マンシヨンに寄るように言われて、部屋に入ると、直ぐに、抱きしめられて唇を吸われた。私は、軽く背中に手をまわしていたのだ。
「脱げ」と、短く言われて、私は、着ている洋服を脱いで、下着のまま立っていたら・・「なにしてるんだ それも」と・・
私は、言われたままに全部脱いで・・腕を胸の前で組んで立っていた。やっぱり、恥ずかしかった。だけど、腕を真っ直ぐに降ろして・・
「穣一郎さん もう 許してください こんなのー」
「うん 身体は 綺麗なままみたいだな プリンとして形のいい乳房だ じゃぁ 今日 買ったものを身に着けてみろ」
私は、買ってきた下着をつけて、穣一郎さんの前に・・
「うん 少し、色っぽいの買ったんだな じゃぁ ワンピース」
私は、花柄のワンピースを着て見せた。
「可愛いよ すぐり 今日も何人かがお前を振り返って見ていた お前は可愛いんだから それなりの恰好をするんだぞ そうやっていると 売り出し中の畑なんとかに似ている 可愛い」
マンションを出て、帰り道 私は、考え込んでいた。あの人が好きなのか 会社では、スマートで皆に優しくて素敵な人と思うんだけど 私には、優しい時もあるけど、あんな変態的な・・でも、私を大切にしてくれている。お金
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