第四百九十七話 訓練ートレーニングーその三
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「お刺身もお寿司も」
「そうさせてもらうわめ」
「これが本当に美味しくて」
明日那も言ってきた。
「お勧めだから」
「お寿司はですね」
「一度食べてみてね」
「お刺身もそうして」
「お寿司もね」
「わかりました」
ファリアは鍋の中から様々な具を取りつつ答えた、他の仲間達と同じく鍋の中のものを心から楽しんでいる。
「そうさせてもらいます」
「それではね」
「はい、是非」
「君達の方の料理は西洋の料理だな」
壇は食べないがその場にいて述べた。
「そうだな」
「西洋ですか」
「この世界でも西にあるしな」
このこともあってというのだ。
「わかりやすいな」
「そうですか」
「私としてはな、そしてだ」
壇はさらに話した。
「コロッケもだ」
「私の好きな」
「西洋の料理だ」
「そうですか」
「そして他の文化もな」
料理だけでなくというのだ。
「西洋のものだ」
「皆さんの世界では」
「そうなる」
「そうなのですね」
「そして我々は東洋だ」
「起きられた世界ではですか」
「そちらの世界にいる」
「そういえば」
ジョウが気付いた様に言ってきた。
「皆さん髪の毛と目が黒いね」
「染めていてもわかるな」
「うん、お肌の色も顔立ちも違うからね」
ガレスに応えた。
「西じゃなくてね」
「俺達の世界でもな」
「東の人達の感じだよ」
「そうだな」
「言葉もそうかな」
「そちらもな」
「そう考えるとライダーの人達のこともわかりやすいかな」
「そうかもな」
自分達の世界に当て嵌めるならというのだ。
「俺達にしても」
「そうだね」
「そして」
ジョウはさらに言った。
「壇さんや仮野さんみたいな人もいる」
「肉体はなくても生きていけるか」
「そうした人もいるってね」
「わかっておくといいか」
「そうじゃないかな」
麺を食べつつ述べた。
「そうしたらいいかな」
「それでいいよ」
宝生が答えた。
「君達がそうしたいならね」
「そうしていいんだ」
「そうですか」
「君達がしない様にね」
その様にというのだ。
「したらいいよ」
「それじゃあね」
「そうさせてもらいます」
「僕達は止めることはしないから」
決してというのだ。
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