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魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
GX編
第110話:墜ちる魔弓
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の攻撃は止まない。遠距離への有効な攻撃をあまり持たない透は、その身を傷付けられながらもノイズだけを次々と始末した。
文字通り身を削っての攻撃が功を奏したのか、クリスの周りからノイズは一掃された。だがその代償として、透は立っているのもやっとと言う程にボロボロになってしまっていた。
「透さん……」
ふら付きながら、それでもカリヴァイオリンを離さず切っ先をメデューサとレイアにそれぞれ向けている。もう2人からは攻撃が飛んではいなかった。既に十分弱らせた彼に、これ以上遠距離からの攻撃は必要ないと考えているようだ。
「さて、では最後の仕上げと行くか。邪魔をするなよ魔法使い、これは私の仕事だ」
「そいつを始末してくれるなら、邪魔などしないさ」
どんなやり取りがあったのかは知らないが、レイアとメデューサは手を組んでいる様子だった。透は朦朧としつつある視界の中、奥歯を噛みしめ意識を保ちつつ2人の関係を推測する。
その間にもレイアが両手の指にコインを挟んで透に近付いて行き…………
「させないデスよ!!」
突如として周囲に新たな少女の声が響き渡った。
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