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オズのホボ王子
第六幕その一

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               第六幕  狐の国で
 一行は今はティータイムに入っていました、道の横で休憩をしてです。
 お茶にお菓子を出します。お菓子は上段はシュークリーム、中段はシフォンケーキ下段はアイスクリームです。
 そのお菓子達を食べながらです、王女はこう言いました。
「お外でこうしてね」
「ティータイムもいいよね」
「ええ、甘いお茶を飲んで」
 王女はとても甘くしたレモンティーを飲みつつ言いました。
「そしてね」
「そのうえでだね」
「お菓子を食べる」
「解放感のある場所でね」
「それがよ」
 まさにというのです。
「至福の時間の一つよ」
「そうだね」
「オズの国は至福が多いけれど」
「その中でもね」
「今この時もよ」
「至福の時間だね」
「本当にね、だから楽しみましょう」 
 是非にというのです。
「今は」
「それではね」
「甘いものは心の栄養だよ」 
 教授はここでこう言いました。
「本当にね」
「心を幸せにしてくれるから」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「食べることはね」
「心にいいのね」
「そうだよ、だからね」
「こうして食べていいのね」
「そうだよ」 
 教授もレモンティーを飲んでいます、見れば皆今はレモンティーを飲んでいます。
「だからだよ」
「こうして」
「皆で飲もう」
「そうしていけばいいわね」
「是非共ね」
「それにしても」 
 ここでモジャボロがシュークリームを食べて言いました。
「このシュークリームは美味しいね」
「そうだね」
 弟さんが応えました。
「かなりね」
「生地も生クリームも黄色で」
「ウィンキーのものでね」
 見ればシフォンケーキもアイスクリームも黄色です、アイスクリームはレモンなので余計にそうなっています。
「いいね」
「そうした感じだね」
「僕はシュークリームも好きでね」
 それでというのです。
「こうして食べるとね」
「それだけで幸せになれるね」
「本当にね」
「全くだよ」
「確かにこのお菓子美味しいですね」
 ナターシャもシュークリームを食べて言います。
「それもかなり」
「そうよね」
 恵梨香も同意でした、見れば一緒にシュークリームを食べています。
「とても甘くてそれでいて食べやすくて」
「最高だったよ」 
 神宝はシュークリームの後でお茶を飲んで言います。
「本当にね」
「そうだね、こんな美味しいのもね」
 カルロスは今はアイスクリームを食べていますがこう言いました。
「オズの国ならではだよ」
「全くだね」
 ジョージはお茶を飲みながら思いました。
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