第四百九十六話 開始ーオープニングーその九
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「そうしています」
「そうなんだね」
「はい、そして今からですね」
「うん、僕達とね」
「私達で、ですね」
「それぞれの世界の話をしよう」
宝生はファリアに微笑んで答えた。
「そうしよう」
「それでは」
「今から席を用意しますね」
エレンが微笑んで申し出た。
「それと紅茶もお出しします」
「そうしてくれるか」
「あとお菓子も」
エレンは鏡に微笑んで応えた。
「お出ししますね」
「そうしてくれるのか」
「はい、それと貴方は甘いものがお好きですね」
鏡がほんの少しだが微笑んだのを観て述べた。
「そうですね」
「わかったか」
「笑顔になられましたので」
「それでか」
「微かですが、では甘いものもお出ししますね」
「宜しく頼む」
こうしたやり取りをしてだった。
紅茶と菓子が出されそうしてだった。
ライダー達もこの世界の戦士達即ちセブンナイツもお互いの世界そして戦いのことを話した、その話が終わってから。
ガレスは唸ってだ、こう言った。
「恐ろしい戦いをしてこられていますね」
「そう思うか」
「ええ、よくもちましたね」
花家に称賛を込めて述べた。
「本当に」
「心がだな」
「俺だったらもたないです」
「俺もだね」
ジョウも言った。
「ライダーの人達みたいなことがあったら」
「そうだよな」
「うん、とてもね」
「そして今もですね」
ギルダンはライダー達に冷静な声で尋ねた。
「戦っておられますね」
「今の敵とな」
「そうですね、そしてこうしてですね」
「他の世界に行くこともある」
花家はギルダンに答えた。
「そしてだ」
「その世界でもですね」
「スサノオと戦っている」
「そうですね」
「そしてこの世界でもですね」
シャーリーも尋ねてきうた。
「スサノオと戦われますね」
「君達と一緒にね」
バラドが答えた。
「そうさせてもらうよ」
「あのバグスター達ともですね」
「一緒に戦おうね」
「宜しくお願いします」
「それでなのですが」
日向が落ち着いた声で言ってきた。
「皆さんバグスターのことはご存知ないですね」
「はい、実は」
ファリアが答えた。
「全く」
「左様ですね」
「どのバグスターがどういった能力なのか」
「まだ把握していません」
ギルタンも答えた。
「恥ずかしながら」
「いえ、こちらの世界には元々存在しないので当然です」
日向はそれはいいとした。
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