暁 〜小説投稿サイト〜
オズのホボ王子
第五幕その十二

[8]前話 [2]次話
「そうするわ」
「そうするといいですね」
「いいファッションですから」
「そうすべきですね」
「いいものは伝える」
「そうしないと駄目ですね」
「だからね」
 それでというのです。
「私はそうするわ」
「いや、私も思うよ」 
 教授も言ってきました。
「ファッションの研究も学問だけれどね」
「その学問と見てもなの」
「あの組み合わせは興味深いよ」
「そうなのね」
「僕もよかったと思うよ」
 モジャボロも同じ意見でした。
「織田作さんのあのファッションはね」
「モジャボロさんにしてみても」
「僕には似合わないと思うけれど」
 それでもというのです。
「織田作さんの服装はね」
「よかったのね」
「うん、だからね」
 それでというのです。
「織田作さんはお洒落だとね」
「思うのね」
「凄くね」
 そうだというのです。
「いかしていたよ」
「オズの国とは少し違っていても」
「他の国のとは」
「そうよね、しかし」
「しかし?」
「私は似合わなくても」
 王女が思うにです。
「それでも着たいわ」
「王女の場合は」
「振袖、袴にね」
 それに合わせてというのです。
「靴ね」
「女の子のファッションだね」
「それになって」
 そうしてというのです。
「お洒落してみたいわ」
「王女はそうなんだね」
「織田作さん見て思ったわ」
 心から、そうした言葉でした。
「本当にね」
「そうなんだね」
「そしてね」
 王女はさらに言います。
「私もあのファッションをしてみるわ」
「是非だね」
「ええ、機会があれば」 
 その時はというのです。
「そうするわ」
「その機会が来ればいいね」
「そうだね、ではね」
「うん、この大阪から」
「次の場所に行こう」
「そうしましょう」
 笑顔でこうお話してでした。
 皆で大阪から次の場所に向かいました、皆の旅は続きます。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ