第四百九十六話 開始ーオープニングーその四
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「学園は復興していたんですが」
「それでもだったね」
「学園の方もバグスターに襲われていまして」
それでというのだ。
「そこでまたスサノオが出て来て」
「自分の目的と」
「ライダーの皆さんのお話をしまして」
「それでこっちに来たんだね」
「僕達二人が」
そうしたというのだ。
「皆を代表して」
「それで門を潜ってだね」
「この世界に来ました」
「そうだね」
「それでこの世界に来ましたら」
ネモはさらに話した。
「すぐにこの病院の前に出まして」
「それでなのよ」
ニコが言ってきた。
「私が丁度そこで出会って」
「この部屋に案内してもらいました」
「そういうことだね」
宝生はその話も聞いて頷いた。
「大体わかったよ」
「それは何よりです。僕達もです」
ネモは宝生の言葉を受けて笑顔で応えた。
「皆さんのことがわかりました」
「そうなんだね」
「大変な戦いをしてきておられるんですね」
ネモは深刻な顔で述べた、見ればそれぞれ席に着いてそのうえで車座になってそのうえで話している。
「そうなんですね」
「まあこれが仮面ライダーだと思えばね」
宝生はネモに微笑んで答えた。
「別にね」
「何でもないですか」
「そう考えているよ」
「そうですか」
「そう言う君達も大変だと思うよ」
「特に君だ」
鏡はネモに顔を向けて彼に言った。
「茨の道だったな」
「そう思われますか」
「聞いているとな」
「今までよく戦ってきたと思う」
花家もネモに話した。
「本当にな」
「そうですか」
「そしてよく生きてきている」
花家はこうも言った。
「人間としてな」
「俺もそう思う」
鏡はまた言った。
「君は立派な人間だ」
「僕は人間ですか」
「間違いなくな」
「ネモの心が人間だからですね」
ファリアはライダー達の言葉に微笑んで応えた。
「それでですね」
「そうだよ」
九条がファリアに答えた。
「まさにな」
「そうですか」
「どんな身体でもな」
「心が人間ならですか」
「人間なんだよ」
こう話した。
「だからな」
「ネモは人間ですか」
「完全にな、それでスサノオはな」
「人間を見る為に人間に戦いを仕掛けているんですね」
「そうなんだよ、あいつはな」
「それで私達の世界にもですね」
「あんた達にな」
ファリアに話した。
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