ハーケン会戦〜戦場の再会〜
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思い浮かべたジンは真剣な表情で呟いた。
「更に彼女はレーヴェ様のように”盟主”から”外の理”の武装を授かっていますわ。」
「そ、”外の理””の武装まで……!」
「ったく、だからその”外の理”の武装をポンポンと渡せる”盟主”って結局何者なのよ……」
更なるシャロンの説明を聞いたエマは不安そうな表情で呟き、セリーヌは呆れた表情で呟いた。
「そ、それよりも……何で”結社”の”執行者”が灰獅子隊――――――メンフィル・クロスベル連合に協力しているんだ!?結社はオズボーン宰相達に協力しているんじゃなかったのか!?」
「言われてみれば確かに……」
「フン、”執行者”は”あらゆる自由”が認められているとの事だから、大方そこのメイドのように”結社ではなく、その黄金蝶自身の思惑”でメンフィル・クロスベル連合に協力しているのだろう。」
「私もユーシス様の推測が正解だと思うのですが……ただ、私が知る限り”黄金蝶”は”盟主”や多くの”蛇の使徒”達が抹殺された事で崩壊寸前の結社に残っていた執行者達のように今回の戦争の件では他国方面で暗躍をしていたのですが………」
困惑の表情で声を上げたマキアスの疑問にガイウスは頷いた後考え込み、ユーシスの推測に頷いたシャロンは真剣な表情でルクレツィアの思惑を考えていた。
「――――――その”結社に残っていた執行者達の事情が変わった為、黄金蝶は今後の自分達の事を考え、メンフィル・クロスベル連合に協力する申し出をしてきたのですわ。”」
するとその時女性の声が聞こえた後、オリエが搭乗しているシュピーゲルの物陰からセシリアが姿を現してアリサ達と対峙した――――――
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