ハーケン会戦〜戦場の再会〜
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も依頼を請ける”………”2対3ではなく、3対3”………――――――!ま、まさか……”クロチルダさん達を足止めしている3人目の人物”は結社に所属している人なんじゃ……!」
「ああ……っ!?」
「そういえば、さっき彼は”クロチルダさん達を足止めしている人物達は2人ではなく、3人”だと言っていたね。」
「ああ……それを知っているっつー事は間違いなくそいつがヴィータ達を足止めしている”3人目の人物”に関わっている証拠だな。」
一方ある事に気づいたトワは不安そうな表情で推測し、トワの推測を聞いたマキアスは声を上げ、アンゼリカとクロウは真剣な表情でヴァンを見つめた。
「確かアンタが”死線”だったな。――――――”レティ”という女から伝言だ。『あんたが心からやりたいと思った道を見つけた事、古巣の仲間として祝福するわぁ。機会があればあんたが変わる切っ掛けにもなったあんたが可愛がっている”お嬢様”をウチにも紹介してなぁ。』だとさ。」
「!!………なるほど……よりにもよってあの方がクロチルダ様達の足止めを担当しているという事ですか……」
「シャ、シャロン……?」
「どうやらアンタはその”レティ”という結社の人物の事を知っているようね?」
ヴァンはシャロンに視線を向けてある事を伝え、それを聞いたシャロンは目を見開いた後静かな表情で呟き、シャロンの様子が気になったアリサは首を傾げ、サラは真剣な表情でシャロンに訊ねた。
「はい。”レティ”というのはレーヴェ様のようにその人物の”愛称”の呼び方で、彼女の名前はルクレツィア・イスレ――――――”鋼の聖女”、”劫焔”、”剣帝”に次ぐ”結社最強”の一角にしてかつて私が所属していた暗殺組織――――――”月光木馬團”にも所属していた執行者No.V――――――”黄金蝶”ですわ。」
「やっぱり”執行者”か。」
「それもサンドロット卿やあの”劫焔”、それにレーヴェ殿に次ぐ”結社最強”の一角と呼ばれる程の使い手とは……」
シャロンの説明を聞いたアリサ達がそれぞれ血相を変えている中フィーは静かな表情で、ラウラは真剣な表情でそれぞれ呟いた。
「あのマクバーン達に次ぐ結社最強の一角って、どのくらいの実力なんだ?」
「……少なくても”私では絶対に敵わない相手です。”3年前の福音計画で”痩せ狼”と直接戦った事があるジン様やリベールの皆様でしたら、”痩せ狼と同格”と言えば理解できるかと。」
「何ぃっ!?」
「あのヴァルターと………」
クロウの疑問に答えたシャロンの指摘を聞いてある人物――――――3年前の”リベールの異変”で戦った執行者の一人―――――No.[”痩せ狼”ヴァルターを思い出したアガットは信じられない表情で声を上げ、アガット同様ヴァルターを
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