第八十部第五章 秘密兵器その三十三
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「的確で」
「政治家としてもですね」
「中々のもので。またサハラを統一して」
「そこからはですね」
「戦争を行う意思はない様なので」
「連合としてはですね」
「我々に対して攻撃的でないので」
それ故にというのだ。
「もうです」
「以後はですね」
「平和にです」
「交流出来ますね」
「これはシャイターン主席もですが」
「サハラの統一を目指していて」
「そこから先はです」
サハラの統一、その先はというのだ。
「それからはです」
「戦争は、ですね」
「するつもりがないので」
「シャイターン主席が統一されても」
「その場合も」
こちらもまた、というのだ。
「これといってです」
「脅威ではなかったですね」
「サハラの戦争はサハラだけのことです」
この地域で終わるものだというのだ。
「ですから」
「サハラを超えての戦争にはならない」
「ならいいのであり」
「そのことからもですね」
「統一してからのサハラとは」
「友好関係を築いていきますね」
「順調に、それと」
さらに言うのだった。
「国境警備はです」
「そのままですね」
「これからも」
「備えを怠りますと」
劉が言ってきた。
「その時は」
「はい、何かあれば」
「遅れを取るので」
「絶対にです」
「国境はですね」
「守りを固め」
そしてというのだ。
「交流を進めていきます」
「棍棒を持ち」
マックリーフの言葉だ。
「穏やかに話すと言いますが」
「今もですね」
「それが政治ですね」
「そうです、国際政治です」
「連合の中では棍棒を使いませんが」
それでもとだ、マックリーフはさらに話した。
「お金を使います」
「棍棒の代わりにですね」
「若しくはペンを」
「棍棒よりもです」
「考え様によっては強いですね」
「ペンは剣よりも強く」
そしてとだ、八条はマックリーフに述べた。
「お金もです」
「棍棒よりもですね」
「強い場合が多いので」
「連合ではですね」
「棍棒よりも強いものをです」
「使っていますね」
「その中では、ですが連合の外では」
サハラ、そしてマウリアやエウロパに対してだ。
「今もです」
「棍棒をですね」
「持ってです」
「時にはあからさまに見せて」
「そしてです」
そのうえでというのだ。
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