第四百九十五話 GOD BASTERその十三
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「そしてスサノオが負ける姿を上から笑って見下ろしてやる」
「ふふふ、その意気だ」
二ノ宮に応える様にしてスサノオの声が来た、そうして。
アークオルフェノクの姿で出て来てだ、こう言ってきた。
「そうでなくでは私も楽しめない」
「来た」
リムはスサノオを見て述べた。
「こいつは食えないけれど倒す」
「ははは、残念ながら私はそうした身体ではない」
「だから倒す」
スサノオを見据えて告げた。
「そうする」
「ではそうしてもらおう」
「じゃあ俺達は切り札を出すよ」
「今こそな」
ゴーストとスペクターはこの言葉と共にだった。
それぞれの最強フォームになった、そのうえで二ノ宮に話した。
「ではな」
「これから戦おう」
「そうしてだ」
「勝とうね」
「指揮は任せろ」
二ノ宮はライダー達に告げた。
「いいな」
「うん、そうさせてもらうよ」
「宜しく頼む」
「それじゃあな」
「よし、ゴーストとスペクターは正面だ」
二ノ宮は即座に指示を出した。
「ネクロムは右、シアは左だ」
「そしてそこから攻める」
「そうするのですね」
「二人はそうしてスサノオの急所を狙え」
こう言うのだった。
「ゴーストとスペクターは敵の攻撃を受けつ敵の正面特に中央に集中している急所を攻撃することだ」
「それでだね」
「二人は正面だ」
そこから攻めろというのだ。
「むしろ今の面子で二人以外は正面は無理だ」
「だからだね」
「そこは頼む」
「わかったよ」
ゴーストは二ノ宮に確かな声で応えた。
「そうさせてもらうよ」
「それではな」
「私はどうする」
リムは二ノ宮に問うた。
「それで」
「お前は本能のままに攻めろ」
「そうしていいの」
「自分の思うままに暴れろ」
こうも言うのだった。
「いいな」
「そうしてスサノオと戦う」
「そうだ、それがそのまま遊撃戦力になる」
だからだというのだ。
「いいな、好きな様にだ」
「暴れていい」
「そういうことだ、いいな」
「わかった」
リムも頷いた、そうしてだった。
戦士達は二ノ宮の指示の下スサノオとの戦いに入った、アークオルフェノクの巨体を活かしたその攻撃は威力があるだけでなく激しく。
戦士達は苦戦した、だがシアはその戦いの中でわかった。
「徐々にです」
「ダメージを与えているな」
「はい」
それぞれ左右から攻めているネクロムに答えた。
「わかります」
「そうだ、幾らスサノオが強くともだ」
「ダメージを与えていっていますね」
「だからだ」
それでというのだ。
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