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おぢばにおかえり
第六十九話 先輩達と会ってもその二十八

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「お二人には違うわね」
「だから僕のお祖母ちゃんは三人なんです」
「そうなのね」
「そうです、その二人のお祖母ちゃんとです」
「新一君が物凄く大事にしている人達と」
「そうして下さいね」
「いいね、阿波野君の大事な人に会ったらね」 
 白石さんも言ってきました。
「千里ちゃんもまた成人出来るよ」
「立派な人達とお会いして」
「そう、千里ちゃんはこれまでも色々素晴らしい人に出会ってきたけれどね」
「はい、本当に」
 そうした人にばかりで会ってきたと思います、自分でも。
「こうした人になりたいっていう人ばかり」
「そして阿波野君の大叔母さんお二人ともね」
「お話したらですね」
「また成人出来るよ」
「そうなんですね」
「それにいい縁にもなるしね」
「そうですね、素晴らしい人と縁が出来ることは」
 本当にです。
「それだけで幸せなことですね」
「そうだよね」
「だからですね」
「その人達とも会ってね」
「そうさせてもらいます」
「いい人とばかり出会えるって凄いですよ」 
 新一君が言ってきました。
「それだけで」
「新一君はいい人とそうでない人の差が凄いわね」
「知り合いで」
「それでそうでない人を嫌い抜くのね」
「悪い人を見ていますと」
 いい人を見てというのです。
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