第四幕その十一
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「その映画も色々とね」
「考えているのね」
「僕もリンキティンク王も映画好きでもあるから」
だからだというのです。
「それでね」
「沢山の映画を持っているのね」
「そう、だからね」
それでというのです。
「その映画でね」
「おもてなしするのね」
「そうするよ」
「私もその映画観たいわ」
こう王子に言いました。
「どんなものがあるか」
「オズの国の映画でね、もう何百作とね」
「持ってるの」
「うん、もっとあるかな」
「そうなの」
「何百じゃなくてそれぞれ千作ずつね」
それだけというのです。
「持ってるかもね」
「千作もなの」
「それだけかもね」
「多いわね」
「それだけあるから」
だからだというのです。
「観られるよ」
「そうなのね」
「それじゃあ王女もね」
「楽しませてもらうわ」
「そうしてね」
「是非ね」
こうしたお話をしてそうしてでした。
一行は熊センターを出てそれからでした。
すぐに駅から列車に乗りました、王子はここでは空を進むことにしましたが夜になるとまさにでした。
夜空の中を進みました、そこでです。
ジョーゾ達五人は車窓から見える沢山の星達を見て感激しました。
「うわ、本当にね」
「銀河の中を進んでいるよ」
「夜空の中を進んで」
「まさにそうなっているわね」
「銀河鉄道の夜ね」
「そうだね、これはね」
まさにとです、王子は答えました。
「あの作品と同じだね」
「日本に来て読んだんですが」
ジョージはその作品のお話をしました。
「本当にです」
「今はだね」
「銀河鉄道ですね」
こう言うのでした。
「まさに」
「そう、オズの国ではね」
「こうしたこともあるんですね」
「お伽の国だからね」
それ故にというのです。
「こうしたことも実現出来るんだ」
「それがお伽の国ということですね」
「つまりはね」
「そうですね」
「じゃあこの銀河を観ながら」
王子はさらに言いました。
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