暁 〜小説投稿サイト〜
オズのホボ王子
第四幕その九

[8]前話 [2]次話
「そちらも楽しもうね」
「わかりました」
 五人は笑顔で応えてです、車窓からの風景を楽しみながら熊センターに向かいそうしてなのでした。
 お昼と晩に駅弁を楽しみますが。
「イクラ弁当美味しかったね」
「焼き肉弁当よかったよ」
「蟹弁当最高だったよ」
「鳥飯美味しかったわ」
「私はイカ飯がよかったと思うわ」
 ジョージ達五人は笑顔でお話します、そしてです。
 王女もです、こう言いました。
「私は釜飯がよかったと思うわ」
「あっ、釜飯ですか」
「あれも美味しかったですね」
「何か美味しいものだらけで」
「それで、ですね」
「どれが一番かはですね」
「断言しにくいわね」
 こう言うのでした。
「本当にね」
「サンドイッチもよかったね」 
 王子はこちらもと言いました。
「日本風のものでなくて」
「何か色々あり過ぎて」
 モジャボロの弟さんも言います。
「どれが一番とは」
「言いにくいね」
「そうだったね」
「食べ過ぎた位で」
「駅弁一つ一つもボリュームがあって」
「それでいて食べやすくて」
「どうもね」
「断言は出来ないかな」
 どの駅弁が最高かはというのです。
「これは」
「そうかも知れないね」
「つまりその人が気に入ったものが一番」
「そうなるかな」
 こうしたお話をしてでした。
 皆はお風呂にも入りました、列車の中には立派なお風呂もあってそちらも楽しめました。そして客室のベッドで寝ました。
 翌朝朝食をルームサービスで食べるとでした。
 一行は熊センターに着きました、するとです。
 ぬいぐるみの熊達が出て来て一行を迎えてきました。
「ようこそ熊センターに」
「用は何かな」
「うん、実はね」
 王子が来た理由をお話します、するとです。
 ぬいぐるみの熊達は成程と頷きました、そこからでした。
 熊のノッコ伍長も頷いてそうして言いました。
「では今から王様のところに案内するよ」
「そうしてくれるかな」
「是非共」
 伍長は王子に答えてでした。
 一行を熊の汪様であるラベンダー熊のところに案内しました、ラベンダー熊は玉座に座ってお話を聞いてです。
 そうしてです、抱っこをしているピンクの子熊に尋ねました。
「どう思うかな」
「是非共受けないとね」
 これがピンクの子熊の返事でした。
「ここは」
「そうしてだね」
「皆でパーティーを楽しみましょう」
 こうラベンダー熊にアドバイスするのでした。
「是非ね」
「それではね」
 ピンクの子熊の言葉に頷いてでした。
 ラベンダー熊は王子にあらためて言いました。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ