第四百九十五話 GOD BASTERその七
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「どの人も」
「優しくて親切で仲間思いで」
「俺達いつもそう思っています」
「そうだといいですが」
「五人共凄くいい娘だよ」
チャーミーも言う、そのもやしのおひたりをもりもりと食べつつ。見ればそちらもかなり食べている。
「誰もがそう言うよ」
「俺もそう思う」
セッケも気取って言ってきた。
「五人共最高の娘達だ」
「セッケさんもそう思いますの」
「仲間として言わせてもらう」
「そういえばセッケさんも色々あっても」
砕城はセッケも見て話した。
「根はかなりな」
「いい奴ですよね」
アスタが応えた。
「これが」
「仲間思いで」
「そうなんですよ」
「一見するといい加減だけれどな」
ユーミリアも焼き肉を食べている、そうしながらの言葉だった。
「本当に根はな」
「そうだな」
「ああ、キザだけれどな」
ユーミリアは砕城に応えた。
「そうだけれどな」
「根はいい」
「だからずっと一緒に戦ってるんだよね」
チャーミーも言って来た。
「今じゃ一級だしね」
「そうなったんですか」
「そうなんだ」
こう砕城に話した。
「なった理由はあれだけれどね」
「あれですか」
「そう、あれだけれどね」
それでもというのだ。
「そうもなってるよ」
「それは何よりです」
「まあなったらいいよな」
「そうですわね」
エーミリアと詠は素直に頷き合った。
「素直に」
「よかったじゃねえか」
「黒鉄とはそっくりだが全く違うにしても」
砕城は肉を食べるセッケに述べた。
「やはりスサノオと戦っているだけはあるな」
「そうですよね」
出久はその言葉に素直に微笑んで頷いた。
「やっぱり」
「そうだな」
「だからだ、今はだ」
「こうして食ってだな」
セッケ自身も応えた。
「そうしてだな」
「休むことだ、肉も野菜も食ってな」
バランスよくというのだ。
「そして果物もあるからな」
「林檎や桃もだな」
「そうしたものも食い」
そうしてというのだ。
「栄養バランスも考えてだ」
「そのうえでだな」
「しっかり摂ってだ」
「寝ることだな」
「そうすればいい」
こう言うのだった。
「俺達もそうするしな」
「お食事はバランスよくたっぷりだよ」
チャーミーはにこにことして食べながら述べた。
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