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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百九十五話 GOD BASTERその五

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「楽な戦いじゃないね」
「それはもうわかっていたわよね」
「うん、承知しているよ」  
 隣で戦うエミリアに応えた。
「僕もね」
「それならね」
「こうした時こそ力を合わせてね」
「戦いましょう」
「それがいいでござるよ、それがし達は遊撃を仕掛けるでござる」
 火車丸が言ってきた。
「パック殿とエミリア殿は魔法で遠距離攻撃を頼むでござる」
「僕達は左右から攻めるからね」
 月白は武器を構えつつ話した。
「君達はそうしてくれるかな」
「なら私達は正面ね」
「そうですね」
 あかりは千草の言葉に頷いた。
「そこから攻めましょう」
「そうしましょう」
「そうしようね、皆で戦うと苦労も軽くなるからね」
 パックは宙に浮かびつつ話した。
「皆で戦おう」
「現場のことは任せたい」
 要は指揮をする場所からパック達に話した。
「それでいいか」
「うん、任せてね」
 パックも応えた。
「要の期待に添うよ」
「宜しく頼む、何かあれば」
 その時はとだ、要は話した。
「また援軍を送らせてもらう」
「そうしてくれるんだね」
「まだ送れる人はいるからな」
 だからだというのだ。
「そうさせてもらう」
「そうならない様にするね」
「他の場所のことを考えてか」
「うん、皆大変だからね」
 今の戦いはというのだ。
「だからね」
「ならその様にな」
「戦わせてもらうね」
 パックは要とのやり取りを終えると再び氷の刃を放った、そして他の面々も攻撃を行った。そうしてだった。
 戦士達は戦っていった、だが。
 怪人達の数は減らない、それでだった。
 出久は休息に入った時にこんなことを言った。
「まだまだだね」
「はじまったばかりだよな」
「そうだよね」
 共に休むアスタに話した。
「戦いは」
「ああ、これからだよな」
 アスタはその出久に笑って応えた。
「だから今はな」
「食べてね」
「寝てな」
「体力を回復させよう」
「そうしないとな」
「すぐに寝よう」 
 砕城雷も言ってきた。
「そして体力を回復させてだ」
「その後で、ですね」
「また戦場に出ることだ」
「そうですね」
「じゃあ早く食おうぜ」
 アスタは目の前の焼き肉を見て話した。
「皆でな、そしてな」
「食べてだね」
「寝ような」
「そうだね、食べよう」
「美味そうだしな」
「そうだね」
「実際に美味い」
 砕城は食べて言った。
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