第四百九十五話 GOD BASTERその三
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「まずはな」
「そうしてだね」
「後は臨機応変でだ」
「戦っていくね」
「そうしていってだ」
「最後まで戦うんだ」
「勝つまでな、疲れた者傷付いた者はだ」
そうした者達の話もした。
「無理をさせない」
「後方まで退いてもらって」
「休養か手当てだ」
そうしたものを受けてもらうというのだ。
「そうしてだ」
「回復したらだね」
「また戦ってもらう、長い戦いになる」
「だからだね」
「無理はするな、少しの間の無茶よりだ」
「長く確かに戦うことだね」
「その方がずっといいからな」
だからだというのだ。
「この戦いではな」
「無理はしないね」
「絶対にな、ではな」
「今からだね」
「戦う」
見れば今戦闘がはじまった、オルフエノク達に対して。
戦士達は攻撃を仕掛けた、そうして死闘が幕を開けた。
最初から激しい戦闘だった、フランスは剣を振るいつつ言った。
「今回もはじまったな」
「おい、最初から倒れるなよ」
そのフランスにイギリスが言ってきた、彼も剣を持っている。
「まさかと思うがな」
「最初からそうなってたまるか」
「そうだな、いきなりやられるとかな」
「油断していたらそうなるけれどな」
それでもというのだ。
「今はだ」
「油断してないからだな」
「ああ、やれる」
「ならやれよ、相変わらず凄い数だからな」
「性根入れて戦わないとな」
「最初からやられるぞ」
「ほんま数で来るな」
スペインも戦いつつ言う。
「次から次に」
「ああ、だからだな」
「油断出来んわ」
「戦争だからな」
「ほんまもんのな」
「しかしこれ位の戦争何度もやってきただろ」
今度はフランスが言った。
「そうだろ」
「スサノオとの戦いでもな」
「だったらな」
「このままやな」
「戦っていけよ」
「そうするわ」
「そしてな」
フランスはさらに言った。
「最後までな」
「キンジが言う通りにやな」
「戦ってな」
「勝つんやな」
「この世界でもな」
「ならばですぞ」
コンが春虎と共に戦いつつフランスに言って来た。
「フランス殿も皆さんと力を合わせて」
「そうしてだよな」
「共に戦っていきましょうぞ」
「そうしないとな」
「そうですぞ」
「それしかねえよな、じゃあコンも一緒に戦ってくれるか」
「無論ですぞ」
これがコンの返事だった。
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