ハーケン会戦〜貫く意志〜
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同日、14:10――――――
ハーケン門へと向かうヴァンダイク元帥率いる特攻部隊目掛けて突撃する灰獅子隊は特攻部隊を守るように迎撃態勢を取っているエレボニア帝国軍に接触するとルシエルとベアトリースの指揮によって凄まじい猛攻を開始して、エレボニア帝国軍を圧倒していた。
〜ハーケン平原〜
「クロード隊、一斉射撃”制圧”、放てっ!!」
「アメリア隊、、一斉射撃”制圧”、放てっ!!ドロテア隊は”雷”の一斉詠唱、リシテア隊は”純粋”の一斉詠唱を開始しなさい!!」
「イエス・マム!!」
「ガフッ!?」
「ぐあっ!?」
ベアトリースとルシエルの指示によってドロテアを含めたドロテア隊の魔術師達、リシテア隊の魔術師達がそれぞれ詠唱や駆動を開始している中クロード隊に所属している竜騎士達、アメリア隊に所属している弓騎士達はそれぞれ矢を雨のように降り注がせるクラフトをエレボニア帝国軍目掛けて放ち、二つの部隊が放った矢の雨はまさに逃げられる場所等なく、次々とエレボニア帝国軍の軍人達に命中して討ち取ったり重傷を負わせたりしてエレボニア帝国軍を怯ませた。
「くっ……機甲兵や戦車を盾にして矢を防げ!機甲兵は竜騎士達を、戦車は弓騎士達をそれぞれ撃ち落とせ!」
「イエス・サー!!」
次々と討ち取られたり怪我をする軍人達の様子を見て唇を?みしめたエレボニア帝国軍の将校の一人が指示を出し、エレボニア帝国軍は将校の指示によって防御や反撃の為の行動を始めようとしたが
「甘い!ドロテア隊並びにリシテア隊、敵軍の兵器を目標にして放てっ!!」
「死の舞を踊ってあげる!裁きの雷よ、今ここに来たれ――――――審判の轟雷!!」
「ぐぎゃあああああ……っ1?」
クロード隊とアメリア隊による攻撃の間に既に詠唱を終えたドロテアやドロテア隊やリシテア隊の魔術師達がルシエルの指示によって次々と雷を発生させる魔術やアーツ、純粋属性の魔術や幻属性のアーツを放って機甲兵や戦車達を怯ませたり機甲兵や戦車を盾にする為に機甲兵や戦車の背後へと移動した軍人達を討ち取ったりした。
「今だ!魔族部隊、ローレンツ隊、フェルディナント隊、ディミトリ隊、機甲兵部隊!敵陣を切り裂いてリィン様達の敵総大将までの道を作れっ!!」
「イエス・マム!!」
「斑鳩の侍と忍び達も遅れるな!侍達は”猛攻陣”、忍び達は”攪乱陣”で敵軍を蹂躙せよっ!!」
「ハッ!!」
魔術師達による怒涛の魔法攻撃で敵陣が怯むとベアトリースの指示によってベアトリース率いる魔族部隊、ローレンツ率いる鷲獅子騎士達、フェルディナントとディミトリの代わりにフォルデが率いる騎士達、ヘクトルに乗り込んで機甲兵達を率いるカイルの部
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