ハーケン会戦〜貫く意志〜
[10/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ユリーシャ、レジーニア、アンリエット、リタさん!」
「ええ、あんな連中、さっさと片付けてご主人様の援護に回るわ♪」
「はい、お任せを!リィン様達の為……そしてお父様とお母様の為にも全身全霊で挑ませて頂きますわ!」
「どうかご武運を、我が主!」
「やれやれ、あたしの研究もそうだが主達の為にも雑事はさっさと片付けてあげるよ。」
「この場は私達に任せて、あなた様はあなた様の目的の達成に集中してください……!」
「主の敵は私の敵。そして私にとって新たな友達のアンリエットの敵も私の敵。”聖霊リタ”、参ります……!」
リィンの指示にベルフェゴールはウインクで返し、メサイアとユリーシャは力強く答え、レジーニアは溜息を吐いた後それぞれの武器を構え、アンリエットとリタはそれぞれ決意の表情を浮かべて戦闘の構えをした。
「――――――総員、戦闘開始!出陣前にも告げたがもう一度告げる!”誰も死ぬな!”この命令は絶対に死守せよ!」
「おおっ!!」
そしてリィンの号令を合図にリィン達はヴァンダイク元帥達との戦闘を開始した!
〜少し前〜
リィン達がヴァンダイク元帥達の元にたどり着く少し前、アリサ達”紅き翼”はヴァンダイク元帥達の元へと急行していた。
「!おいっ、あれを見ろ!」
仲間達と共に急行していたアッシュは何かに気づくと走りながら声を上げてある方向に指を刺した。アッシュが指を刺した方向の先ではヴァリマール達がヴァンダイク元帥達の元にたどり着こうとしていた。
「ああっ!リィン達が学院長達の元にたどり着いちゃったよ……!」
「まだ戦闘は始まっていないから、まだ間に合うわ!急ぎなさい!!」
ヴァリマール達の様子を見たエリオットは不安そうな表情で声を上げ、サラは真剣な表情で声を上げてアリサ達に急ぐように促した。
「おっと、それ以上先には進ませないぜ?」
するとその時男性の声が聞こえた後空からアリサ達目掛けて数本の矢が襲い掛かり
「!ハアッ!!」
空から襲い掛かる矢に逸早く気づいたシャロンが瞬時に鋼糸による結界を作って空から襲い掛かってきた矢を鋼糸による結界で受け止めた。
「そ、空から”矢”!?一体誰が僕達を狙ったんだ!?」
「そ、それよりも先程聞こえてきた声には聞き覚えがあるのですが……」
突然の出来事にマキアスは驚き、ある事に気づいていたエマは困惑していた。
「零の型――――――双影!!」
「黒き刃よ――――――蝕め!!」
そこにシズナがアリサ達の側面から襲い掛かり、チョウはシズナとは正反対の位置から数本の暗器をアリサ達に放って奇襲し
「「させん!!」」
シズナとチョウの奇襲に気づいたアルゼイド子爵
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ