ハーケン会戦〜貫く意志〜
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隊が一斉にエレボニア帝国軍に襲い掛かり、斑鳩の猟兵達も後方でリィン達と共に待機しているシズナの指示によってベアトリース達に続くようにエレボニア帝国軍に襲い掛かった。
「天使部隊、ドゥドゥー隊、カイル隊、エーデルガルト隊、フランツ隊、イングリット隊、戦友達が切り拓いた道を更に広げなさい!クロード隊とアメリア隊、ドロテア隊とリシテア隊は味方への援護を決して絶やさないようにしなさい!!」
「イエス・マム!!」
ベアトリース達に続くようにまだ攻撃に参加していなかったリィン隊とプリネ隊以外の部隊はルシエルの指示によってベアトリース達に続くように攻撃に参加してエレボニア帝国軍を圧倒していた。
個人としての戦闘能力だけでなく、指揮官としての能力も優れている”飛天魔”であるベアトリースと”智”に優れている戦闘型天使のルシエル。魔族と天使……本来なら決して相容れない種族同士でありながら、ベアトリースは”忠誠と飛天魔としての誇りを示す為”、ルシエルは”恩返しと天使としての正義の為”と理由は違えど”リィンを支えるという目的”は一致している為、ベアトリースは自ら最前線で自身の圧倒的な力を奮って敵には恐怖を与えて士気を下げ、味方にはベアトリースが味方であるという心強さで士気を高め、ルシエルは味方軍と敵軍の戦況を見て冷静に判断して次々と適切な指示を出して最前線で戦うベアトリース達を支援する事で”天使と魔族が協力して共に戦うという光と闇の共存を理想とするメンフィルが目指し続けている光景”を実現していた。
「ったく、最前線で戦えとか、一番俺に向いてねぇ指示じゃねぇか……っと!」
「ぐふっ!?」
「がっ!?」
フォルデは口から出た不満とは裏腹に騎馬を駆って次々と槍による鋭い突きで敵兵の急所を一撃で貫いて絶命させ
「包囲して一斉に襲い掛かれ!」
「よくも戦友達を!」
「お疲れさんっと!」
「ガハッ!?」
「グアッ!?」
自身を包囲するように囲んだ後それぞれ跳躍して一斉に襲い掛かった敵兵達には槍で薙ぎ払いを放って敵兵達を纏めて絶命させ
「させるかよっ!!」
「あぐっ!?」
「ぎゃあっ!?」
銃で味方を狙撃しようとする敵兵には投擲用の短剣を放って敵兵の喉元や額に命中させて絶命させ
「潰れろ!!」
「っとぉ!機甲兵に乗っているなら先にこっちの機甲兵を攻撃しろっての!――――――シルフィードキス!!」
「があっ!?あ、ありえない……生身相手に……機甲兵が破れる……なんて……」
機甲兵が自身に襲い掛かって来た時は騎馬を巧みに操って軽やかに回避した後烈風の刃を敵の機甲兵の操縦席に位置するヘッド目掛けて放ち、烈風の刃はヘッドに命中するとそのまま貫通して操縦席
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