第一章
[2]次話
ずっと飼い主を待って
ペルーのブンタネグラの海水浴場を家族と訪れてた、ジョシー=メヒアはビーチで遊びながらあることに気付いた。
「犬がいるわね」
「そうだな」
夫のカルロスまだ小さい二人の息子ペドロと共にいる彼が応えた。妻は黒い長い髪の毛とはっきりした黒く長い髪の毛と面長の顔にはっきりした顔立ちである。スタイルはいい。夫は黒く縮れた毛と先の割れた顎に彫のある顔に黒いはっきりした目で逞しい長身である。息子は父親とまさに瓜二つである。
「黒くて脚と顔が茶色い犬だな」
「結構大きくてスカーフを巻いた」
「ずっと海を見ているな」
夫はその犬を見て話した。
「何かあるのかな」
「どうかしらね」
「一緒に遊ぼう」
ここで息子が言ってきた。
「そうしよう」
「あの子とか」
「私達でなのね」
「そうしよう」
こう言うのだった。
「何か寂しそうだしね」
「そうね」
母は息子のその言葉に頷いた。
「それじゃあね」
「そうだな、声をかけて来てくれるならな」
夫も言った。
「それじゃあな」
「うん、そうしよう」
こう話してだった。
家族はその犬のところに行った、するとだった。
「ワン」
「人懐っこいな」
「そうね」
「尻尾も振ってるし」
「いい感じだな」
夫婦で話した、実際にだ。
犬は別に怯える訳でも威嚇する訳でもなくだった。
一家が声をかけても友好的に接してきてだった、そうして。
一家と一緒に遊んだ、そうしてだった。
一通り遊んでだ、息子はまた言った。
「この子何処の子かな」
「そうだな、野良犬か?」
父はここでも息子に応えた。
「そうだろうか」
「野良犬だったらうちで引き取ろうかしら」
妻はこう考えた。
「そうしようかしら」
「そうしようか、少し近所の人に話を聞くか」
「そうしてから決めるのね」
「そうするか」
こう話してだった。
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