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帰ってきたらD×Dだった件
悪魔と邂逅します
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だけど…。

「あまり守られてはないけど一応悪魔内では無理矢理転生させたりするのは禁じられているし、人生がかかった決断だもの。断られても仕方ないと思うわ。」

その言葉を聞いて俺はグレモリー先輩への信用を強めた。
無理矢理迫るのではなくこちらの都合もきちんと考えてくれるし話も通じる。
なんていうか、同じ悪魔でもディアブロさんとは大違いだな…。
気付くと現在時刻は7時を過ぎている。
さて、そろそろ時間も遅いし帰るかな…。

「ありがとうございます。じゃあ、俺達はこれで…。」

「あ、ちょっと待って兵藤くん、ミッテルトさんも…。」

ん?立ち上がろうとする俺とミッテルトをグレモリー先輩が制す。まだ何か話があるんだろうか…?

「あなた達、よかったらオカルト研究部に入部してみない?悪魔とかそういう事情抜きにして…。」

な、なんだって!?
それはぶっちゃけそそられるな…!
二大お姉さまと呼ばれ、豊満なおっぱいを持つグレモリー先輩と姫島先輩、小さくて可愛い学園のマスコット、小猫ちゃん。美人美女の集まりであるオカルト研究部はお近づきになりたかったぐらいだし、入れるとなるとめちゃくちゃ嬉しいな…。

「イッセー…。いやらしいこと考えてるでしょ…。」

くっ、相変わらず鋭いなミッテルト。
だが、止められようとこの誘いは断るわけにはいかない!

「別に止めないっすよ…。イッセーがそういう男だってうちは知ってるし…。」

な!?心を読まれた!?
ミッテルトのやつ、思考読破系のスキル持ってたっけ?

「イッセーはどうやら入りたいようっすし、うちも入らせてもらうっす。」

「あら、ほんとう?」

ミッテルトに先に言われてしまったが、ここはやっぱり俺自身の口で言わないと…。

「はい。よろしくお願いします。グレモリー先輩!」

「リアスでいいわよ。部内では部長と読んでね。
あ、そうそう。私も貴方のこと、イッセーって読んでいいかしら?」

「はい!もちろん!」

「フフ、よろしくね。イッセー。」

こうして俺はオカルト研究部に入部することになった。
余談だが、オカルト研究部に入部してウキウキ気分で帰ると連絡もせず遅くなったことを親に怒られ、俺は一日を終えたのだった…。
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