207 剣奪還班の分割
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ちゃん」
「はい」
「二人は引き続き剣を本部へ届けに行って来て。その子の羽根に乗せて貰ってね」
「え、ええ!?」
冬田は残念がる声を漏らした。
「何よ?気に食わないの?」
「私・・・、その・・・」
「りえちゃんの救出に行きたいんだろ?大野君に会えるかもしれないと思って」
三河口に読まれた。
「う・・・」
「そういえば貴女は出かける時もフローレンスにそんな我儘言ってたわね。我慢しなさい。その大野君って子と一緒にいればデート気分で浮かれるでしょ。むしろ邪魔になるだけよ」
「は、はあい・・・」
冬田は反論できなかった。
「これ以上油売れないわ。二人共、追っ手が来る前に先に行って」
「はい、早くしろ」
三河口に催促されて冬田は羽根を広げて三河口と湘木を乗せて飛んで行った。
「それじゃ、私達は杯を取り返しにいくわよ」
剣奪還班は杯の奪還、杯の所有者の救出、剣の本部輸送、それぞれの目的の達成を目指す。
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