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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
どうしてこうなった!
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 「「・・・・・・ッ!!」」

 「ど、どうしてこうなった・・・」

 時、クラス代表決定戦から五日後。
 場所、俺の家の俺の部屋。
 人、俺の妹と清香
 状況、修羅場。

 「・・・お兄ちゃん、なんなのこの人?」

 「・・・拓夢君、可愛い子は誰なのかなぁ〜?」

 か、帰りてぇ。今すぐ帰って寝たい。これほどまでにIS学園のマイルームが恋しいと思ったことは無い。おそらくもう二度とないだろう。

 土曜日。外出許可を貰って家にかえって来た俺を待っていたのは、何故か俺の自室でにらみ合う妹とクラスメートだった。


 

 IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
                  
                      第21話 どうしてこうなった!





 事の始まりは金曜日。俺の部屋で清香に勉強を見てもらっていたときのことだった。
 
 「ね、拓夢君。明日って予定ある?」

 「ん〜?明日か。・・・明日は家に帰ろうと思ってるけど、どうした?」

 「この間の約束。私に一日付き合ってくれるっていうのはどうしたのかな?」

 「い、いや覚えてるよ!?なんだその忘れてただろって顔は!」

 「じゃー、私も明日ついていっていいかな?」

 「いや、明日はジムに顔出すつもりだから一日は付き合えないんだ。だから明後日はどうよ?」

 「ん〜、じゃあそれで!」

 という会話があった。

 その日はその後たいして目立った会話も無く。授業終了〜。
 なんで清香に授業を受けているかって言うと、単純に教えてくれるって言ってくれたからだ。
 俺としても行き詰っていたところで、願ったり叶ったりだった。
 ISの勉強はただ知識を詰めていくだけじゃ終わらない、理論とか方式とか計算問題も多数あり、なにより必要なのは理解力ってのが気に食わん!
 前世と比べてアホな頭になった俺は、とにかく理解力が低い。記憶力はそこそこあると自負できるのだが、それだけといえばそれだけだ。

 んで、寝てから土曜日。問題の日だ。というか今日だ。
 朝早くから学園をでた俺は、地元のジムに顔を出していた。

 「ちぃーっす」

 「ん?おおー、久しぶりじゃねえか!みんな!拓夢だ拓夢!!」

 「なに!?どこだハーレム野郎!!」

 「モテモテ男はどこだーー!!」

 「スパーだ!試合だ!ヘッドギアなしで上がってこいや!!」

 という具合に歓迎を受けた俺は、問答無用でリングに上がらされる。
 こればかりはしょうがない、先輩達からの洗礼というか、まぁ喜びのあわられという感じだ。
 
 「おらおら、はやく上がって来い・・・っぼっこぼこ
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