第三幕その七
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「また渡りたいわね」
「渡る時の景色もよかったしね」
王子も笑顔で応えます。
「だからだね」
「ええ、またね」
「機会があればね」
「渡りましょう」
「そうしようね」
「何かね」
モジャボロも言います。
「虹を渡る様な」
「そうした風だったね」
「そうだね、オズの国には虹の橋もあってね」
「渡れるね」
「その虹の橋の上を歩いた様な」
そうしたというのです。
「気持ちだよ」
「そうだね、いい橋だったよ」
「だからまた機会があれば」
「渡ろうね」
「そうしようね」
橋を渡ってそうしたお話をしてです。
一行は旅を続け夜になると道の横にテントを出してから晩ご飯となりましたが。
晩ご飯のバーベキューを出してです、王女は言いました。
「お肉にお野菜にね」
「ソースもだね」
「色々出したから」
モジャボロの弟さんに笑顔で答えます。
「楽しんでね」
「そうさせてもらうね」
「お肉本当に色々ありますね」
ジョージは焼かれているそれを見ました。
「牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉に」
「お野菜もですね」
神宝はそちらを見ています。
「玉葱にピーマン、カボチャに茄子に人参に」
「茸もありますね」
恵梨香はそちらを見ています。
「椎茸が」
「本当に色々あるので」
カルロスは笑顔のなっています。
「楽しめそうですね」
「おソースもですね」
ナターシャはそれを見ています。
「色々ありますね」
「そうだね、僕はアップルソースをいただくよ」
モジャボロはそちらのソースを選びました。
「そうさせてもらうね」
「僕はオニオンソースにするよ」
教授はそちらを選びました。
「とても美味しそうだしね」
「僕はデミグラスソースにしよう」
弟さんはこちらでした。
「是非ね」
「ケチャップもあるんだ」
王子はソースの中にそれを見ました。
「では僕はこちらにしよう」
「ええ、何でも選んでね」
王女は笑顔で言いました。
「私はお醤油にするわ」
「お醤油いいよね」
王子はそのお醤油を見てこう言いました。
「僕は次はそれにするよ」
「そうするのね」
「今はケチャップでね」
それでというのです。
「次はね」
「お醤油ね」
「それにするよ」
「それじゃあね」
「そういえばですけれど」
ジョージは牛肉をデミグラスソースで食べつつ言いました。
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