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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第88話 魔法じゃなくて魔王少女?四天王サニーの受難と禍の団の罠 前編
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、蝶に失礼だ。じゃあウジ虫か。
「う、動けない……!」
「なんだ、これは!?」
「お前達!何をやってるの!早くソイツを殺しなさい!」
「おせぇよ、ノッキング」
俺は触手で男達をノッキングして動けなくしてやった。しかしこうして触れてみるとやっぱ人間じゃねーな、コイツラ。リーアを触れた時と同じ感じがしたからコイツラは悪魔か?
そういえばさっき褐色女とコスプレ女が魔王だかなんだか言っていたな。興味なさ過ぎて話半分にしか聞いていなかったぜ。
「さてと、次はお前だぜ。褐色女」
「私はカトレア・レヴィアタンという高貴な名を持っているのだ!そんな呼び方は止めろ!!」
「知らね、俺にゃ関係ねーし。そんな事よりもお前、さっきグルメ細胞が同たら言っていたな。知っていることを話してもらうぜ」
「先程からおちょくりおってからに……もういい!そんなにグルメ細胞が見たいのなら見せてやるわ!」
褐色女はそう言うと戦闘態勢に入った。なるほど、コイツはグルメ細胞に適合しているのか。
「殺す!殺してやるわ!私を見くびった事、あの世で後悔しなさい!!」
「それ、三流が言うセリフだぜ」
そして俺はグルメ細胞の事をこの褐色女から聞き出す為に戦いを始めるのだった……
―――――――――
――――――
―――
side:小猫
「……とまあここまで話したけど一旦休憩な」
「はぁ!?今滅茶苦茶いい所じゃねぇか!」
「うるせーな、喉乾いたんだよ」
良い感じの場面でサニーさんが話を一旦切ってしまいました。イッセー先輩の言う通り話の続きが気になります。
「猫、なんか飲み物持ってきてくれ。美容にいいものを頼む」
「あっ、じゃあ私は紅茶を頂戴!ミルク一杯のモノが良いわ!」
「私はコーラを頼む。ポップコーンを食べていて喉が渇いてしまったんだ」
「私はオレンジジュース!!」
「映画じゃないんだから……」
サニーさんと縛られているセラフォルー様、そして何故かBBコーンのポップコーンを食べているゼノヴィアさんとイリナさんに飲み物が欲しいと言われました。
リアス部長はゼノヴィアさん達になぜ今ポップコーンを食べているんだと呆れた視線を向けました。
「まっ、確かにちょっと喉も乾いたし飲み物でも取ってくるか」
「なら私はお茶請けでも用意しますね」
私はイッセー先輩と一緒に皆のリクエストした飲み物とお菓子を取りに向かいました。
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