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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第88話 魔法じゃなくて魔王少女?四天王サニーの受難と禍の団の罠 前編
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ユー〇ュー〇ーこそ絶対なんだよ!」
女の子には受けがいいが男はあんまり興味ないって感じだな。まあ俺は美しければ全部OKだけど。
「ほらほら、喧嘩は駄目だよー。お姉さんが魔法を見せてあげるからね♪」
コスプレした女はそう言うと掌にお菓子を出現させた。それを見た子供たちは目の色を変えて驚いた。
(なんだ?今あの女どうやって菓子を出したんだ?どっかから取り出したわけじゃない、マジで生えるかのようにその場に現れたぞ?)
そういえばこの世界には人間以外にリーア達みたいな悪魔や天使と言った別の種族も存在していたんだっけか?あんま興味ねぇから忘れてたぜ。
「もしあの女が悪魔か天使って奴なら面倒くせぇ事になりそうだな。さっさと帰るか」
俺は公園を出ようとしたが突然霧のようなものを感じ取った。すると辺りが灰色になっている事に気が付いた。
「あん?なんだこりゃ?」
「きゃあああっ!?皆、どうしたの!?」
俺が首を傾げていると悲鳴が聞こえた。そっちを見てみるとさっきまでコスプレ女の周りにいた子供たちが眠るように地面に倒れていた。
「何が起きた……?」
「ふふふ、飛んで火にいる夏の虫とはこの事ね、セラフォルー」
すると空間の一部が歪みそこから褐色の女と複数の男達が現れた。
「カ、カトレアちゃん!?どうしてここに?」
「決まっているでしょう?護衛も付けないでこんな所をノコノコと一人でいる偽りの魔王を討伐しに来たのよ。本当は会談の時にやる予定だったけどこんなチャンスを逃す手はないわ」
どうやらあの褐色女はあのコスプレ女の知り合いみたいだな。どうせなら当人だけでやってほしいし俺は関係ないからここから出してほしいんだけど。
「カトレアちゃん、もう止めようよ!私達同じ悪魔の仲間じゃない!そもそもこの悪魔の称号は私が貴方との戦いに勝って正当に受け継いだ名だよ!同じレヴィアタンとして協力して悪魔の世界を守っていこうよ!」
「黙れ!貴様はただ与えられただけじゃない!私は先代レヴィアタンの血を引く者だ、お前のようなまがい物とは格が違うのよ!」
なんか盛り上がってるけど早く終わってくんねぇかなー、暇でしょうがない。
「カトレアちゃん、どうして分かってくれないの……」
「貴方こそ何故理解しないの?私達悪魔こそがこの世界を牛耳るのにふさわしい存在なのにそれを否定してあろうことか家畜以下の人間と仲良くしようだなんて……あいつらは私達のために働き死んでいけばいいのよ!」
「そんなこと言っちゃ駄目だよ!唯でさえ純潔の悪魔は数が少なくなっちゃったんだから欲望のエネルギーをくれる人間さんは大切にしないと!」
あっ、手の
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