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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第88話 魔法じゃなくて魔王少女?四天王サニーの受難と禍の団の罠 前編
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ている!俺の美しい髪や肌に悪影響が出るじゃねえかっ!


「食材に添加物や農薬多すぎ!不純物ばっかだし!!」


 イッセーの小遣いを借りてコンビニやスーパーで買い物して見たけど殆どの食材が何らかの薬品や化学調味料を使われているんだ。G×Gじゃ考えられねえよ。


「何より通行人たちが不健康すぎるし!!」


 道行く通行人を勝手に触手で触っているんだがこれがまあ酷い。


 例えばあそこのOL、見た目は綺麗だがメイクで誤魔化しているだけだ。肌荒れはひどいし無理なダイエットでもしたのか肉が無さすぎる。あれじゃまるで皮と骨だ。美しさを細ければいいと勘違いしてるんじゃねえか?


 あそこのサラリーマンは普段ゼリー系の食事しかとっていないのか顎が弱くなっている。そのくせ酒は大量に飲んでいるから内臓はボロボロだ。しかもヘビースモーカーなのか肺は真っ黒だ。正直キモッ!


 あの小学生は逆に栄養の取り過ぎだ。まだ10歳くらいじゃないのか?それなのに太り過ぎだ。明らかに脂肪の多い物ばかり食べている偏食が原因だな。親はもっと野菜も食べさせろっつうの。


「なんつうか……イッセーの言う通りD×Dの世界ってマジで食事とかにはこだわっていないんだな。食えりゃそれでいいって奴ばっかだ」


 イッセーの話ではD×Dは食事は重要視されておらず杜撰な食事をする奴ばかりらしいと聞いていたが納得だ。まともな食生活を送っている奴は今のところ見ていない。


 一応この世界でもグルメはあるらしいがG×Gのように熱狂的でもないらしい。寧ろスマホっつう機械や別の趣味にばかり金をかける奴の方が多いらしい。


「ガッカリだな……まあこれも価値観の違いか」


 G×Gとの価値観の違いにショックを受けつつもう既につまらなくなってきた俺、近くにあった公園のベンチで黄昏ているがもうイッセーの家に帰ろうかと思っていた。


「でも毒のあるココやうるせぇリンと一緒にいてもなぁ……しかもティナっつう女も来て喧嘩してるから余計にめんどくせーんだよな……」


 つうかこのままだとマジでユウが義路の弟になんの?いっそユウに調和の大切さを教え込むか?アイツはイッセーと違って物分かりが良いからな。


「皆ー!魔法少女レヴィアタンの参上だよ!」
「あん?」


 何やら騒がしくなってきたと思いそっちを見ると子供たちがなんかコスプレした女の元に集まっていた。特撮って奴か?


「わー!魔法少女さんだー!」
「え〜、うっそだぁー。あんなのアニメだけにしかいないんだぜ!」
「そんなことないもん!あたしは将来プ〇キュ〇みたいな可愛い魔法少女になるんだもん!」
「バッカみてー!そんなのなれる訳ないじゃん!今の時代は
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