暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第88話 魔法じゃなくて魔王少女?四天王サニーの受難と禍の団の罠 前編
[1/7]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
side:小猫


「お待たせいたしました、『白毛シンデレラ牛』のステーキでございます。付け合わせは『デトックスニンジン』のグラッセと『うるおいポテト』のフライです」


 何故か怪我をしていたサニーさんを回復させる為に私はサニーさんに料理を作っています。サニーさんは大きなステーキをナイフで上品に切り分けると一口食べます。


「ん〜美味?豊富なコラーゲンが肌に染み込んで俺の体が喜んでるぜ。更に体内の老廃物を一気に落とすデトックスニンジンと肌が綺麗になるうるおいポテトの付け合わせが実にいい!こんな場所じゃなければもっと調和して料理が良くなったのにな」
「俺の家でメシ食っておいてなんて言い草だ」


 サニーさんは美味しそうに白毛シンデレラ牛のステーキを食べていましたが環境が調和していないと不満を言いました。それを聞いていたイッセー先輩が呆れたようにそう言います。


「ねえねえサニーくん、私のも食べさせてあげるね。はい、あーん?」
「いらねえよ。俺はイッセーみたいに大食いじゃねぇんだ。そもそも馴れ馴れしいんだよ、お前」
「いいじゃん、二人で一緒に禍の団と戦った仲でしょ?恥ずかしがらないではい、あーん?」
「だァァッ!しつけーぞ!」


 何故か一緒にいた魔王であるセラフォルー様にも料理を提供したのですがサニーさんと仲良く食事をしています。


 ですがどうして魔王であるセラフォルー様とサニーさんが一緒にいて尚且つあんなにも仲が良さそうなのでしょうか?


 まあサニーさんは嫌がっていますけど……


 その後も色々料理を出して食べてもらいました。そして最後にデザートを用意します。


「デザートに『キューティクルベリー』のシャーベットです。いかがでしたか、セラフォルー様?」
「うん、すっごく美味しかった!特にマグロのお寿司が一番おいしかったよ!リアスちゃんの眷属の子がこんなにも料理が上手だなんて知らなかったよー」
「満足していただけたのなら良かったです」


 セラフォルー様に料理の感想を聞いたところどうやら満足していただけたみたいですね。喜んでもらえたようでよかったです。


「さて……そろそろいいだろう?どうしてサニー兄が魔王様と一緒にいるんだ?訳を話してくれないか?」
「話せって言われてもな、何から話すべきか……」
「というかサニー君、噂の赤龍帝ちゃんと家族だったなら事前に教えてよー。義理の姉としてちゃんと挨拶したかったー」
「お前は頼むから少し黙っててくれ!話が進まねぇだろう!」


 イッセー先輩がサニーさんに何故魔王様と一緒に行動していたのか聞こうとしました。でもセラフォルー様が話に割って入ってきたためサニーさんが怒りました。


 しかし凄く親
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ