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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十一話〜失ったもの、得たもの
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地上本部内を歩いていたら、オーリス三佐とすれ違った。聞きたいこともあったのでちょうどいい。


「オーリス三佐。少し、お時間よろしいですか?お伺いしたいことがありますので」
「これから会議がありますので、そのあとに。私からもあなたにお伺いすることがありますのでこちらから連絡いたします」
「そうですか、それでは」


そういって別れる。しかし………
両手の甲を見る。残り一画ずつしかない令呪。ヴィヴィオが攫われたのは私のせいだ。令呪の使い方を間違えてしまったせいで………
それに、もう一つ。私はおかしいことがあることに気が付いていた。
その二つを踏まえ、私はあることを考えた。だが、可能なのだろうか?士郎かランスに聞いてみる必要があるな……



side ヴィータ


「おい、無理すんなよザフィーラ。ひどい怪我だったらしいじゃねえか」


あたしはシャマルとザフィーラの見舞いに来ていた。


「平気だ。ランスの治癒魔術のおかげでこのくらいならば問題はない」
「私は明日には退院するわ。ザフィーラのおかげで怪我も軽かったから」
「あたしも、リインが守ってくれた。リインとユニゾンしてなきゃ死んでたかもしれねえ」
「マリーさんから連絡を受けてるわ。リインちゃんも、明日には目を覚ますって」


リイン………



side ティアナ


私達が部屋に戻ると、スバルの表情が良くなっていた。そこで、私はなのはさんから聞いていた話をして、さらに元気づけてあげることにした。


「ティア、話って何?」
「私たちのこれからのこと。どうやら六課の任務はレリック捜査からスカリエッティ一味の捜索に代わるらしいのよ」
「雪辱戦、ってことね」
「ええ。幸い六課のみんなのけがは軽いですしね」
「そうね。でも、私はかなりの重傷だったはず……ティアナは見てたのよね?私が治されるところ」
「はい。ですが、なのはさんから絶対にそのことは言うなって………」


あの……アヴァロン?の存在は下手なロストロギアよりも強力なものだから話さないようにって言われた。だが……気にならないわけがない。
あんなものを出した士郎さんの事が………
彼は何者なのだ?特に彼の扱う武器。質量兵器にしては不可解な部分が大きく、魔法兵器にしては危険。謎は深まっていくばかりだった。



side はやて


「それで、聞きたいこととは?」


会議を終えたオーリス三佐と合流し、話をしている。


「レジアス中将のお仕事についてです」
「匿秘事項がほとんどですので、お話できることはありません」
「私の話を、聞くだけ、聞いてください。戦闘機人と人造魔導士……どちらも中将が局の戦力として取り入れようとしまし
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