暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
臨海学校と天災兎
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


翌朝はISの各種装備運用とデータの収集的な事をする事になった
が、閃輝は正直如何しようか困っていた、製作のしたのは闇夜とにとりだが
闇夜は設計と、デザインを考えただけなのでPE本体についてにとりに頼むしかない。
が、ここにはにとりが居ない為、閃輝は暇だった。実際何もしなくて
『ファンタズム・ナイト』には自動修復機能が搭載されている為、問題は無い。

「ち〜ちゃ〜〜〜〜ん!!!!!」

突如、砂浜から凄まじい砂煙を上げながら突進してくる一人の女性が見えてきた
ウサ耳を着けたピンク色の髪をした女が居る、不思議の国のアリスと言われても
恐らく違和感は無いだろう、彼女こそ、この女尊男卑の世界を作り出した張本人
ISの開発者 篠ノ之 束だった。彼女は千冬に飛びかかるようにジャンプしたが
片手で止められアイアンクローを喰らう、が、解放されると箒の元へと向かった
その肝心の箒は、頭を抱えている。

「やあやあ箒ちゃん!」
「・・・どうも・・・」
「久しぶりだね〜ずいぶんと成長したね〜おっp(ドガスッ!!)」

箒は閃輝が、何処からか取り出した日本刀を受け取って、柄で殴りつけた
殴ったのはこめかみなのだが、束はぴんぴんとしていた。

「殴りますよ!?」
「殴ってから言った〜!」
「ならもっと殴りましょうか?今度は刀身で・・・」

箒は刀を構えながら、束に向けた。目を本気になっている、これ以上ふざけると
本当に切られると察した束は黙った。そして箒は閃輝に日本刀を返却した
そして、束は閃輝に向かおうとしたが

「さっさと用を済ませろ、束」
「は〜い」

と千冬にせかされた束は、閃輝に向かうのを諦めて、箒への届け物を空中から
降下させた。『紅椿』と命名されたISの調整に入った箒と束
箒は、発射されたミサイルを全て破壊するがそれを見る、閃輝、魔理沙、闇夜は
呆れる様な目で見ていた。

「あれが第4世代?あんなのにとりの作った、下位の下位にも劣るぞ。
俺が作っても、あんな酷い出来にはならんぞ」

闇夜は『紅椿』の酷い出来上がりに呆れ

「あいつ絶対浮かれてるな。ISが兵器で専用機を持った自分が人を殺せる力を
手に入れたって事に絶対に気づいちゃいないな」

魔理沙は箒自体に呆れ

「外界の情勢を考えても、普通は第4世代を渡そうなんて思わないだろう
ってか馬鹿だな」

閃輝は束の行動に呆れていた。そして、『紅椿』の調整が終わると、束は
再び、閃輝に向かおうとするが

「お、織斑先生〜!!大変です〜!!!」

麻耶が酷い慌て様でやって来た為、再びおじゃんとなった
そして、幸せを知らせる筈の福音の鐘が、不幸を知らせる鐘へと転じる
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ