もしかしたら存在したかもしれない未来
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か変だった。
「後であそこに戻って過去の観測でも行うかな?」
?口に出してみるがやっぱりやめておこう。なにか嫌な感じが拭いきれない。
?彼女の髪を綺麗にとかし、乾かしたら四条は風呂から出て更衣室で着替えようとするが。
「しまったな、濡れていたから先に風呂場に来てしまってたか。仕方ない取りに行くか」
?シスターをここに置き私は衣服を取りに行こうとして外に出る。その時ちょうど玄関の扉が開かれた。
?このタイミングで来る人はもはや一人しかいないだろう。
?つまり彼だ。
?つんつん頭の少年がそこにいた。
?当然私は裸のまま外に出たのが悪いのだが。この嬉しくなるような感じとそれ以上に愛しき人に見られる羞恥心が異常なまでに高まり私は即座に更衣室に隠れる。
?デカい悲鳴を叫びながら。
「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
?この後後輩に衣服を取ってもらいに行った。当然冷静になった後でなので計算高く私の下着なども取りに行ってもらった。タダで転ばないのが彼女である。ただまぁ普通に考えたら下着を取りに行ってもらうという恥ずかしい思いをしたのはまた別のお話。転んだ後に足を捻るのは彼女はよくやることだ。
?7月20日は終わる
?7月21日は始まった
「う………ん………」
?その声とともに彼女は起きた。
?シスターはパーソナルカラーの白を変えないように白のパーカー服を着せている。私はぎゃくに黒のパーカー服とスカートを組み合わせたような格好だ。
「おや起きたかい。」
「貴方は」
?そう言いながら彼女は起きようとしたがそれを片手で押えた。
「まだ起きなくていい。私がしたのは治療と言うより元に戻したというのが正しいからね。量子世界の法則で治した事が現実にどう及ぼすか分からないからまだ寝ているといい。病院が開いたら医者のところへ連れて行ってあげるから」
「そうだあの人のところにフードが!!」
?思い出したように彼女は起き上がるがそこに彼が来た。
「おっインデックス、起きたのか。いやぁ先輩が色々と不安になるようなことを言うから心配してたんだ」
「仕方ないだろう。量子の法則は私は全てわかっているがそれが現実に対してどう及ぼすかわかりきってはいないんだ。」
?仕切り直すように私はコホン、と言い仕切り直す。
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