もしかしたら存在したかもしれない未来
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知らねぇ!!でもお前らにだって、善人と悪人との区別くらいつくんだろ!!なんでか弱い少女なんか追いかけるんだよ!!!!」
?彼はそれに対し舌打ちだけすると、一拍おき。
「ステイル=マグヌス、と名乗りたいところだが【Fortis931】と、名乗ろうか」
?それに対して上条は疑問を浮べるがステイルは笑いながら答える。
「殺し名だ」
?瞬間そこには先程の気楽な雰囲気は感じられなかった。裏の世界で暗躍する四条やあらゆる戦場を駆け巡った上条だからこそ気付けた。
?2人はゾクッとやばい感覚に襲われる。
「炎よ」
?それは正しく剣だった。オレンジのラインか轟となり上条と四条を斬る、いや3000度の炎が溶かすべく迫り来る。
「巨人に苦痛の贈り物を!」
「入力」
?それに対して私はただ一言つぶやくだけ。
?しかしその前に私の前で炎が消えた。
「幻想殺し」
「平気ですか先輩」
「まあね。まあ君が動かなくても私が動いたが。
?さて私はこの子の治療に回る正直自体は一刻を争う、冥土返しに運んでいる時間はないのでね。君はこの子が完治するまで時間を稼いでくれ」
「分かった。幸いあいつが放ってくれた炎のおかげで煙がすごいし奇襲でもかけてくる」
?そう言うと彼は去る。
「さてと治療を行うけど、ごめんね。私が行うのは治療じゃなくて復元だから……ほんとごめん」
?入力開始
?瞬間世界が黒く染まる。
?それはまるで無重力の空間に漂うような感覚に襲われる。量子の観測、その方法で治療を行うためにはまず正常な量子を観測しなければならない。量子に時間のルールは通用しない過去から未来へとは断言はできない、私は自分を起点としそこから波を作り出すことであらゆる量子の状態を観測ができる。
?今回は過去の彼女の量子状態の観測を始める。
?時間にして数分。しかし私にとってはとても長い時間に感じられた。
?過去の肉体の観測、一部観測拒否を確認それ以外は観測完了
?続いて量子を変換、完了
?世界は元に戻る。
「ハックシュン!」
「先輩!インデ
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