もしかしたら存在したかもしれない未来
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いか。恋のひとつも知らん後輩の相手はやりやすい。
?私の目的は既成事実、男の弱点は責任だ。つまりこのまま我が後輩の家まで送ってもらってそこから私と我が後輩のバージンロードを歩ませてもらおうか!。残念だったな急成長した乳牛め!これから先貴様の入る余地は一切なくなるのだハーハッハッ。
「すまないなぁ、後輩よ。どうやら足がおぼつかなくてな。悪いが君の背中をタクシー替わりに学生寮まで送ってはくれないだろうか」
「なんというかすごくわざとらしいんですが…………」
「なに、私の学生寮と君の学生寮は隣同士だろ。そこまで送ってくれたらいい。鍵もここに…………おや、鍵はどうやら学校に忘れてしまったようだ。これはしかたないなぁ。とりあえず今日は君の家で泊めてもらってもかまわないかい?」
「絶対わざとですよね!?本当は足はちゃんとしてるんですよね!?」
「そんなに疑うかい?仕方ない。ここは冥土返し様である彼に足を見てもらおう」
「ふむ。随分と疲労が溜まっているように見えるね。どうやら熱中症の症状が見えるね。」
「ほら、だから仕方ないんだよ後輩」
「先輩?能力使いましたね」
「なんの事だかさっぱりだなぁ」
?当然熱中症の症状もブラフ。量子入力により自分の量子を観測、及び入力しそういう状態の肉体にしただけである。
「そうかそうかー、我が後輩よおんぶじゃなくてお姫様だっこが良かったのか!そうかならしかたない」
?そういいながら私は右手を上条当麻の左肩から右肩へ通すように伸ばし左手をその右手に掴み。飛び込んだ。つまりお姫様抱っこである。
「ちょ!?先輩!?恥ずかしくないんですか!!俺が世話になりっぱなしの恩人かいるのに!?」
「あ、冥土返しさん?このこと普通に言いふらして貰って構わないですよ。主に後輩の見舞いに何度も来てる金の長髪の蜂女には特に言いふらしてくださいねー!」
「わかったから降りてください先輩!」
「あ、ちょっと待って」
?すると私はポッケから携帯を取り出すと少し距離を離しながら構える。
?パシャ!
?そんな音が鳴った後。私はすぐさまメール画面を開き、画像をつけ?私お姫様ー?とだけ付け送信。相手の名前は昨年はゼロ、今は100、すなわちレベル5第6位の食蜂操祈である。
?送信後、数秒でこんな文字が帰ってきた。
【動くな】
「あ、やばい」
「え?」
「さあ後輩よ。怖い怖いお姉さんキャラがここに来る前に私を抱えここから逃走するのだ!!」
「何をしたんですか先輩!?」
?私達はそこを後にした。
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