もしかしたら存在したかもしれない未来
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?私は????という。今ではあらゆる世界の全てを支配、観測する物だ。
?私は人間であり、高次の自己である。
?私はあらゆる数の人で1人の人である。
?私は無数を愛するものであり1人を愛する者である。
?私は愛するものであり、愛されるものでは無い。
?私は何処にでも存在し、何処にでも現れるものである。
「ストォォォォップ!!!!」
「おわァ!?」
?上条当麻は絶望していた。この幸せの世界に。
?上条当麻以外全てが幸福の世界に……私はきっと彼がこの世界を肯定するだろうと思っていた。
?私の恋した相手はそういう相手ではないとわかっている。彼はあくまで幸福を願うのではなく、泣くのも我慢する相手を見捨てられないだけでしかない。彼は決して世界を救う為に動く事はしない。わかっている。だからこそ、この世界は彼を1番傷付けてしまう世界だ。
?しかしそれは誰もが肯定を迫られる世界だ。だが私は言おう。
?人の意志も人の強さも人の思いさえ踏みにじり、あまつさえ我が愛しき人に牙をむく世界なんかクソ喰らえだ!
?これは決して彼女が紡ぐ物語ではない。
?彼女がヒーローとして輝く世界でもない。
?これは愛した人のためその人の幸福を希う物語だ。
?上条当麻が変わらなかった物語だ。
?ここはどこだろうか。
?分からない。
?光も通らない場所に彼女はいた。
?何年もここにいる気がする。
?あれ?数秒だったかな。
?1秒が数年にも感じる。
?逆に何千年が数秒にも感じる。
?不思議な感覚だ。
「プハァ!?」
「おい!?平気か
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