第四百九十四話 戦士達が集まりその十四
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「そこをです」
「今以上にですね」
「レベルを上げていき」
そうしてというのだ。
「強くなる様にです」
「していくことですね」
「そうしていきましょう」
「わかりました」
シアはすぐに応えた、そうしてだった。
戦士達は身体を鍛えそれぞれの戦闘力を上げてそのうえで連携も深めていった。彼等は全体として強くなり。
訓練は順調だった、だがベルザはオルフェノク達のデータを見て言った。
「今はまだ大丈夫ですが」
「それでもか」
「並のオルフェノク達が幾ら出て来ても」
深海に話した。
「勝てます、しかしラッキークローバーの中でも」
「ドラゴンオルフェノクか」
「そしてゴートオルフェノクやローズオルフェノクも」
彼等もというのだ。
「そうそうはです」
「相手に出来ないか」
「恐ろしい強さなので」
「それはわかっている」
深海はベルザの深刻な口調での言葉に真剣に答えた。
「俺もな」
「では」
「これまでスサノオは他の世界では幹部クラスの怪人は出していない」
「こうしたオルフェノク達はですね」
「ラッキークローバーにしてもな」
その彼等もというのだ。
「ドラゴンオルフェノク以外にもな」
「そういえば他のラッキークローバーも強いですね」
シンディもデータを見つつ言う。
「恐ろしいまでに」
「そうだな」
「ドラゴンオルフェノクは桁外れですが」
それでもというのだ。
「他の三人も」
「あれっ、けれど」
静花はシンディの今の言葉に考える顔になって言った。
「他の三人は乾さんや草加さんとの戦いの映像を観ても」
「圧倒していましたわね」
「そうですよね」
静花はネルヴァに応えた。
「どうも」
「そうですわね」
「ですから他の三人は」
「確かにドラゴンオルフェノクは凄いですが」
「他の三人は」
「そうは感じませんでしたわ、ですが」
ネルヴァは真剣な顔になって言った。
「それは、ですわね」
「乾さんや草加さんが強いですね」
「そうですわね」
「そういうことですね」
「データ見たらその三人も強いぜ」
サキは実際に読みつつ言った。
「他の連中よりも段違いにな」
「そうでありんすね」
ゆうぎりも読んで言う。
「センチピードオルフェノク等も」
「正直出たら驚異だ」
楓は真剣な声で述べた。
「出て来たら私達の中でも強者を何人も向けたい」
「ですわね」
ネルヴァは楓の言葉にも頷いた。
「これは」
「さもないと勝てない」
「同意しますわ」
「油断は絶対に出来ませんね」
ディアブロですら普段の余裕はない、そのうえでの言葉だった。
「我々ならリムル様かです」
「ヴェルドラ様かミリム様ですね」
リグルドも言ってきた。
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