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ライブジャスティスシリーズ
五河カメンライズ/全てを取り戻す為に再び戦場へ
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メモリを手に思い詰めていた。

士道(十香……)

コンコン

士道「誰だ?」

扉を開けるとそこに居たのは……

琴里「私よ、ごめん、こんな早くに……」

士道は琴里の胸中を察する。

士道「入るか?」

琴里はこくりと頷くと士道の自室に入る。

二人でベッドに座ると士道は尋ねた。

士道「やっぱり、不安だよな……俺が戦いに行くの」
琴里「当たり前よ、十香を助けられるのは士道しかいない、でも、心の中で……士道が戦いに行くのを拒んでる……苦しいぐらいに……ね……」

士道は琴里の肩を自分にを寄せると本音を口にした。

士道「俺も、怖いさ……でも、これは俺の決めた事だ。今の俺が失っている物を全て取り戻す為に、また、皆に怖い想いをさせるかもしれないけど、自分で決めた事からは逃げたくない」
琴里「それで、もし死んじゃったら……」

士道「俺は死なない」

士道は琴里に優しい顔で言った。

士道「俺には居場所がある、その居場所が無くならない限り、俺は死んだりしない。第一、最愛の妹が何で俺を疑うんだ?俺は約束は必ず守る。だからそんな悲しそうな顔をしなくていい」

すると琴里は士道の胸に寄り掛かる。

琴里「お兄ちゃん……」

士道を強く抱く琴里に士道も琴里を抱きしめた。

士道「十香を連れて、必ず生きて帰って来る、それまで信じて待っていてくれ。皆の事、頼むぞ」

そして……

ラタトスク本部 エントランス

士道「……」

エントランスで十香奪還チームと合流した士道、マリアは士道の眼差しを見る。

マリア「覚悟は決まったようだな」
士道「今の俺には、信じてくれる仲間がいる。だから戦うんだ、俺の全てを取り戻す為に」
スカイハイ「仲間か、良い物だな……」
レオ「少しは度胸があるようだな」
アストラ「ああ、期待できそうだ」

すると後ろから……

琴里「お兄ちゃん!!」

後ろから服を持って琴里が駆け寄った。

士道「それは……」
琴里「必要ないと思ったけど、これだけは取っておいたの。お兄ちゃんのフェザー。CR-ユニットはもうこれしか残って無いけど、一緒に持って行ってほしい!!」

士道「それなら」

バサァ!!

士道はフェザーを身に纏うと宣言した。





士道「さあ、俺達の戦争(デート)を始めようか?」

マリア「ああ、行くぞ!!」


転送装置を起動し、士道たちは風都へと向かった。




ガタッ!!

十香「はあはあ……」

とある廃港で一人佇む十香、その手には黒いガイアメモリ、ナヘマーメモリが握られ、謎の拘束具の様なガイアドライバーを装着していた。

十香は身体を蝕まれるような痛み
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