SAO編ーアインクラッド編ー
09.光剣と二刀流
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るって知れたら」
「ネットゲーマーは嫉妬深いからな。俺は人間ができたらともかく、妬み嫉みは、そりゃぁ。まぁ、苦労も修行の道だと思って頑張りたまえ」
「.......勝手なことを」
「転移門のアクティベートお前が行くか?」
「いや、任せるよ。俺はもうヘトヘトだ」
「それじゃあ、気をつけて帰れよ」
俺と風林火山のメンバーが門を目指す。
「その、オメェよう。軍の連中を助けに行った時.......」
クラインが言葉を切る。
「なんだよ」
「俺......なんつうか。嬉しかったよ.......またな、じゃあな」
クラインを見ると少し目には涙を浮かべていた。
二〇二四年十月十九日 第五十層・アルゲード
「軍の大部隊を全滅させた青い悪魔。それを撃破した光剣使いの連続スキルと二刀流使いの五十連撃。こりゃずいぶん大きく出たもんだな」
エギルは笑いながら言う。
「尾ひれがつくにもほどがある。その所為で朝から剣士やら情報屋に押しかけられて寝ぐらにもいられなくなったんだからな」
「俺は幸い、光剣としか書かれなかったからセーフだったけどな」
「そりゃぁ、あんたの自業自得なんじゃないの?あたし達だけの秘密だって言ったのをバラしちゃったんだからね」
エギルの店に来ていたリズがいたずらするようなにやけ方でキリトを見る。
ドアが開いた音がし、息を切らしたアスナが現れる。
「はぁ....はぁ.....どうしよう、キリト君、シュウ君.....大変なことになっちゃた!」
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