第四百九十四話 戦士達が集まりその十二
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「美味かったぜ」
「気に入ってくれたか」
「ああ、本当にな」
「なら何時でも来るといい」
長門は烈火に微笑んで述べた。
「何時でもだ」
「食わせてくれるんだな」
「そうする」
「じゃあ気が向いたらな」
「来てくれ」
「そうさせてもらうな」
「兎に角訓練あるのみだ」
紅麗も飛龍達と同じ意見だった、仮面を被ったままでありその両手には彼の青い炎が漂って燃えている。
「それが強さにつながる」
「じゃあ訓練中敵を食べてもいい」
「構わないがオルフェノクは食えるのか」
紅麗はそれが疑問だった。
「果たして」
「倒したら灰になるから食えないだろ」
杏子はこう考えた。
「オルフェノクは」
「そういえば食べられる感じはしないわね」
シャルロットも考えて言った。
「どうも」
「怪人は大抵そうですが」
チェルシーも言う。
「オルフェノクはその中でも特にですね」
「あれは食えないだろ」
洋が見てもだった。
「若し食えても絶対にまずいぞ」
「そういえば美味い感じしないな、オルフェノクは」
一誠が見てもだった。
「全く」
「あんなの食べたら灰になるんじゃないの?」
ルイズは本気で疑問に思っていた。
「あの連中は」
「そうかも知れないな」
才人も言った。
「食えるのはアークオルフェノク位か」
「あいつ自体がオルフェノクだしね」
「俺達とは違うからな」
「食べようとは思わないわ」
リムに負けない位食欲旺盛なインデックスにしてもだった。
「あんなのは」
「お前でもだよな」
「お肉あるの?」
インデックスは当麻に聞き返した。
「オルフェノクに」
「食える肉か」
「そう、ないとしか見えないでしょ」
「本当に食ったら灰になるかも知れないな」
「まずいしね」
「私もそうとしか思えない」
紅麗は仲間達に続いてこちらの世界のリムに話した。
「だからだ」
「オルフェノクは食べない」
「食うことは止めないが」
それでもというのだ。
「悪いことしかないとは言っておく」
「そういうことね」
「他にいいものが沢山あるとだろう」
「そうね。じゃあオルフェノクは食べない」
「流石にあれはあたしも無理だよ」
竜肝にしてもだった。
「ゲテモノが得意でもな」
「ゲテモノの中のゲテモノだな」
ゼートゥーアが見てもだ。
「あれを口にするなら戦場の携帯食の方がいいか」
「あの、帝国軍の食事なんですけど」
「まずいんですが」
沈雲と沈華が言ってきた。
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