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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第四百九十四話 戦士達が集まりその八

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「物凄いんで」
「わかっている、一食で何万人分も必要だな」
「私達の場合は」
「ただお金はありますので」
 エリーゼはこう話した。
「安心して下さい」
「お金持ちも多いっすね」
 はじめも言う。
「私達って」
「お金なら僕も工面出来るよ」 
 犬屋敷は微笑んで申し出た。
「僕が残高を動かしてね。ただこれは犯罪だからね」
「金はあるだけでいい、そんな工面はいらん」
 二ノ宮もこう返した。
「気持ちだけ受け取っておく」
「そういうことだね」
「金持ちがいるなら出してもらうだけだ」
「添えじゃあ他の人達にだね」
「俺も出すが」
 それだけでなくというのだ。
「出して来るのなら俺も拒みはしない」
「わかりました、では私も幾らか出します」 
 クローディア=エンフィールドはいつもの微笑みで述べた。
「これでもお金には困っていないので」
「では宜しく頼む」
「お金のことも協力し合ってですね」
「そういうことだな」
「私も出させてもらいます」 
 綾火も言ってきた。
「その様に」
「私も出せるわ」
 リアスも出て来た。
「十億位は何でもないから」
「十億か」
「もっと出せるわ」
「あんた一人で出すことはない」 
 二ノ宮はリアスに真顔で答えた。
「あくまで協力し合ってだ」
「出していくことね」
「出そうとしない奴からは無理に出させるが」
 これは二ノ宮の性分である、そして二ノ宮は彼の性分に従って仲間達に対してさらに語るのだった。
「自分から出すなら俺も強く言わない」
「そうなのね」
「それならな」
「それではだ」
 シオン、教皇である彼も申し出てきた。
「私も出させてもらう、聖域も資産があるしな」
「あんたのところもか」
「好きなだけ言ってくれ」
「では必要な分を分け合ってだ」
「出すことにするか」
「それでいい、勿論俺も出す」
 二ノ宮自身もというのだ。
「そうして出す」
「無茶苦茶な様で筋が通っているな」
「そうだよな」
 ケーティーもギュスターヴも二ノ宮を見て言った。
「これでな」
「人間としてな」
「まあそうじゃないと社長も出来ないですね」 
 悠二はこう考えた。
「やっぱり」
「責任ある立場なら常識も必要だべ」 
 かまどもわかっていることだった。
「やっぱりそれなりでないと駄目だっぺ」
「無茶苦茶な様でも筋を通すところは通す」
 レオンも述べた。
「それはいいことだな」
「だから俺も出す、そしてだ」
 二ノ宮はあらためて話した。
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