第四百九十四話 戦士達が集まりその七
[8]前話 [2]次話
「一緒に訓練をしていって」
「名前と顔と声で見て聞いてか」
「そうしてね」
「頭が追い付いていくか」
「その中でインプットされていくんだよ」
「徐々にだな」
「そういうものかな。それで完全に追い付いたら」
その時はというのだ。
「インプットがね」
「完了しているな」
「その時はね」
「そうか、なら出来るだけ早くだ」
二ノ宮は腕を組んで述べた。
「完全にだ」
「覚える様にだね」
「していこう、俺は出来ることはしていく主義だ」
「どんどんだね」
「ネオニートになるまで楽するつもりはなかったしだ」
楽な生活を手に入れるまではというのだ。
「そしてだ」
「今もだね」
「勝つまではな」
スサノオにというのだ。
「楽なことはしない」
「勝つまではなんだ」
「元の世界でもそうだった」
ゲルサドラに強い声で話した。
「ネオニートになるまではな」
「楽はしなかったんだね」
「楽をすればだ」
その強い声で言うのだった。
「その時点で負けだ」
「負けるんだ」
「手を抜く、見落としをしてだ」
「失敗するんだね」
「そしてしくじる、だからお小遣いを元手にしてな」
そのうえでというのだ。
「株で資産を得て海外投資を行い土地を購入し」
「手順を積んでいたんだ」
「そしてマンションを三つ建てた、そこまではだ」
「楽をしなかったんだね」
「先の楽の為にだ」
まさにその為にというのだ。
「俺は楽をしなかった、そして今もだ」
「キンジ確かに楽はしない」
この世界のリムも言ってきた。
「目的の為には」
「そうだ、手を抜かずだ」
「達成してる」
「そうしているからな」
「スサノオにも」
「楽をせずにだ」
そのうえでというのだ。
「戦ってだ」
「勝つんだね」
「そうする、既に全てのオルフェノクのデータは頭の中に入れた」
再びゲルサドラに話した。
「それならだ」
「それからだね」
「お前等全員のデータも頭に入れる、戦場のことも」
二ノ宮はさらに話した。
「そしてだ」
「まだあるんだね」
「食いものに飲みものにだ」
さらにというのだ。
「医療品も揃える、まず大飯喰らいがかなりいることはわかった」
「それなんですよね」
義晴が応えた。
「実は俺達って」
「かなりの大飯喰らいが大勢いるな」
「そうなんでうしょね」
「あの、その食欲たるやです」
半兵衛も言ってきた。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ