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リュカ伝の外伝
リュカ'sキッチン レシピその2「ダジャレ DE 肉じゃが」
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ゃ忘れる」
「さ、流石です……」
俺もそう思う。

「でもさぁ……勝手に僕専用のオッパイに触るなんて大問題だよね! 罰として君のオッパイも揉み揉みだぁ!」
そう言うと自然な流れで手を伸ばして、優雅な動作でニャアの両胸を揉むリュケイロム陛下……あまりにも自然すぎる動作に、誰もが疑問を感じない。揉まれてる本人も。

「ちょ、ちょっとリュカ! 何時(いつ)まで揉んでるのよ!!」
「イテテテテッ……止めて、顔は! イケメンだから……僕イケメンだからぁ!」
一番最初にこの状況の不自然さに気が付いたビアンカ王妃陛下が、慌ててリュケイロム陛下の頬をつねってニャアから引き離す。

「う〜ん……90・61・87……かな?」
「せ、正解……です(テレ)」
3つの数字……スリーサイズだよね? 金庫の暗証番号じゃないよね? 何で判るの!?

「え、何? 今日はセクハラする為にキッチンへ来たの? 新しい料理を伝授するって言ってたから、興味本位で仕事をサボる常習犯のメイドが勝手に随伴してきたのに、セクハラが目的?」
だとすると、あの屈強な兵士等は何要員だろう?

「ち、違うよぉ〜。ちゃんと料理もするよぉ〜」
「その割にはセクハラ行動しか見受けられませんけどぉ……如何(どう)言う事ですかリュケイロム国王陛下?」

「あ、あのオッパイが魅力的すぎて……」
「何よ……また愛人を増やそうとしてんの?」
それは困る……一応俺の彼女だし。

「それは無いよぉ。だってニャアちゃん、彼氏居るみたいだし。ユニ情報だから確実。名前聞いたが、憶えてないけどね」
「あの……それ俺です」

「えぇ! こんな魅力的なオッパイを自由に出来るのに、僕の奥さんのオッパイに見とれちゃってたの!?」
「しかしですね陛下……仮に世界中の女性の胸を好きに出来る様になったとしても、ビアンカ王妃陛下のお胸は、他者の追随を許さないレベルでの素晴らしさなんです!」

リュケイロム陛下からイジられ、ニャアからは腐りきった食材を見る様な目で睨まれ、思わず自己弁護という名の言い訳を織り交ぜたおべっかを言ってしまった。
ニャアを初め、周囲の諸先輩・同期・後輩等の視線が痛い。

「ね。言った通りでしょ?」
「うん、気に入った。ベクトルは違うけど、何時(いつ)も一言嫌味を言ってくるレクルトみたいだ。ウルフとも気が合うかもしれんな」
え? 宰相閣下と気が合うのって、ちょっとした拷問では?

「実はさ、君の名前……ニック・ジャガーって名前を聞いて、一つ料理を思い出してさ、それを今日は伝授しようかなって思って、今日はここに来たわけ」
「は、はぁ……」
ニャアの乳を揉む事が目的では無く、俺を罰する事が目的でも無い……じゃぁあの兵士等は何でここに居るの?

「その名も
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