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麗しのヴァンパイア
第四百四十二話

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            第四百四十二話  用意するお菓子は
 今度は今日子先生から今田先生に話した。
「ケーキを多くしたいわね」
「そちらなのね」
「ゼリーと合した感じのものも用意して」
「あっ、ビュッフェで出て来るみたいな」
「そう、一口で食べられる」
 そうしたというのだ。
「軽いケーキをね」
「用意するのね」
「何種類もね、それとゼリーやプリンも」
「用意して」
「それで皆で食べましょう」
「あの娘達も喜ぶわね」
「生徒の娘達もね」 
 今日子先生は笑顔で応えた。
「きっとね」
「喜んでくれるわね」
「だからね」
「そうしたお菓子を揃えるのね」
「そう、それでね」
 そのうえでというのだ。
「一口ずつ食べてもらうの」
「いいわね」
「そうそう、忘れてたらいけないのは」
 今日子先生は笑って話した。
「アイスよ」
「アイスクリームね」
「これは何と言ってもね」
「絶対よね」
「忘れたらいけないわよね」
「ええ、もうね」 
 今田先生も頷いて応えた。
「それはね、スイーツなら」
「もう何があってもよ」
「絶対にね」
「忘れてはいけないわね」
「じゃあアイスもね」
「買っておきましょう」
「そうしたケーキとアイスはね」
 この二つはというのだ。
「絶対で」
「それでよね」
「お菓子揃えるのね」
「そうしていきましょう」
「ええ、クレープも用意して」
「それも忘れたらいけないわね」
「その他は果物ね」
 こちらもというのだ。
「そちらを何種類か切って出しましょう」
「それも忘れたらいけないわね」
 果物もとだ、それもと言うのだった。先生達はそうした話をしていってまずは甘いものを決めていった。


第四百四十二話   完


              2022・2・2
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