義兄弟
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んですか!?アルルがティミーさんの事を嫌ってなければ、ハラスメント(嫌がらせ)にはなりません。…それとも嫌われてるんですか?」
「う゛〜…多分、嫌われてないと思う…」
「嫌われてませんよ!アルルはティミーさんの事が大好きです!もっと自信を持って下さいよ!そして、もっと親密になる努力をして下さいよ!心の中で愛してたってダメなんです!もっと言葉に出して、態度に見せて、行動に移して…そうして気持ちが相手に伝わるんですからね!」
ティミーの情けない態度に苛つきながらも、尊敬する二人の仲が上手くいく様にと思い、声を荒げてしまうウルフ。
これではどっちが年上だか…
「う、うん…でも、嫌われてなくても…嫌がられたらどうする?アルルはエッチな男が大嫌いなんだよ…それが原因で嫌われたくないし…」
「その時はリュカさんを手本にすれば良いじゃないですか」
「えぇ〜…父さんを〜…」
ティミーの表情が、あからさまに嫌そうになる。
「そうですよ…リュカさんは良い手本です!…アルルの胸を揉んで嫌がられたら、口八丁で『ごめん!アルルの胸が魅力的だったからつい…』とか『アルルの温もりを感じたかったんだ』とか…」
「あぁ…なるほど…」
《この人本当にあの男(ひと)の息子か?本当に血が繋がっているのか?リュカさんの成分が1ミクロンも含まれてないぞ!?》
ウルフの思いを感じることなく、何やら決意を内に秘めアルル達の元へと戻って行くティミー…
この日の晩…
ウルフはマリーに、この出来事を話した。
するとマリーが「今頃、凄い事になってるかも!?」と、アルルの部屋へ社会科見学をしにウルフを連れ出す。
そしてアルルの部屋ドアの隙間から、マリーとウルフが見た物は…
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それはまた別の機会で語りましょう…
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