義兄弟
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っておきすぎですよ!」
「そ、そんな…放っておいてないよ!アルルの事も気にしてるよ!」
「違います!『アルルの事も』ではなく『アルルの事だけ』を気にして下さい!………気付いてないでしょうティミーさん…今日アルル、体調悪いですよ!」
「え!嘘!?」
アルルが体調不良と聞き、急に取り乱すティミー。
「嘘です!」
「な、何でそんな嘘吐くんだよ!」
「はぁ…本当に情けない人だなぁ…良いですかティミーさん!もし、アルルの事だけを気にして、常に見続けていれば今の嘘は問題なくなってるんです!」
「ど、どういう事…?」
「ティミーさんがアルルの事について把握していれば、俺の今の嘘はすぐバレます…取り乱す事など無いでしょう!仮に、俺の嘘が真実だった場合…つまり俺は知らなかったけど、実際に体調不良だった場合は、前もって分かっている訳ですから、今更取り乱す事も無いでしょう」
「た、確かに…」
年下に説教されて小さくなるティミー。
「…ティミーさん、アルルにエッチな事した事あります?」
「な…何だ藪から棒に!」
「やっぱり…ティミーさんに期待するのはムリか…ティミーさん、女性にエッチな事するのは悪い事と思ってませんか?」
「相手にもよるだろ!」
「そうです!リュカさんみたいに手当たり次第ってのは、流石に問題あると思います…けど、ティミーさんがアルルに対してやるのは、問題ないんですよ!分かってます?」
「え…でも…ふ、不謹慎だろ…重要な旅の最中になんて…」
ティミーは顔を真っ赤にして、両手をモジモジさせ俯く。
「そりゃ…戦闘中や真面目な打合せ中などは不謹慎でしょうが、それ以外の空いた時間は問題ないでしょう!もっとアルルとスキンシップをとった方が良いですよ…でないと『ティミーは私に魅力を感じてない』って、アルルに勘違いされますよ!」
「な!?アルルは魅力的だよ!取り消せ!!」
「俺が言ったんじゃなくて、アルルがそう感じるって言ってるの!…ったく、知るかよアルルの魅力なんて!俺がアルルの魅力について語れる方が問題だろ!」
断っておきますが、ウルフはティミーを尊敬しております…女性問題の事以外!
「ど、どうすれば良いの…?」
戦っている時には想像出来ないほど、情けない姿で年下に恋のアドバイスを乞うティミー…
ウルフも、自分の彼女の兄でなければ、ぶっ飛ばしてやりたい衝動に駆られる…
「はぁ〜………きっとリュカさんだったら『取り敢えず押し倒せば?』って言うだろうなぁ…」
「ば、バカ言うな!そんな事出来るわけ無いだろ!」
「分かってますよ…まぁ押し倒すのはともかく、二人きりになったら胸でも揉んでみてはどうですか?」
「な!?そ、そんなヤラシい事…セクハラじゃないか!!」
「彼氏が彼女の乳揉んで何が悪い
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