第九章
9-?
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て・・3塁方向のライナー・・私は、飛びついたんだけど・・クラブの先を・・転んだまま私は、その先を見ていた。3塁線の内側をボールは転々と・・昂君がホームベースを踏んだ。負けた。
「ごめん 鈴花 ウチ 捕れなかった もっと 飛べてたら・・」もう、涙が出ていた。
「なんやー 真珠 泣いてるんか 顔がドロだらけやんかー 練習やんかー 精一杯やったで ウチ等」
「そうよ 真珠 2点とも 真珠がホーム踏んだんやで― えらいよー 一人だけ そんなにユニホーム 泥だらけでー 頑張ってくれたやん」
「惜しかったな でも、良い試合だった。このチームの戦いが出来たじゃないか。もっと、練習重ねたら、いいチームになるぞ」と、穣先輩が、みんなを集めて言ってくれていたら、彩乃先生が校長先生と一緒に来て
「やぁー 感心したよ 4月に職員室で、初めて野球やりたいなんて、ゴネていた生徒たちとは思えないよ まだ、数ヶ月で、男子と張り合うなんてな あの時、叫んでた全国も、はったりじゃあ無いっなて気がしたよ。君達、ユニホーム無いんだろう。先生がPTAの後援会とかに声を掛けて、協力してもらうよ。これからも、がんばれ」と、校長先生が、言ってくれた。
私達、手を取り合って、抱き合って、喜んだ。私も、泣いているんだか、嬉しいんだか、くしゃくしゃになって喜んでいた。
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