第十八話 やり取りをはじめてその十三
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「マナーが悪いのは」
「スーパーの中でね」
「奥さんについてきてるけれど」
「何かよね」
「マナーの悪い行動が多くて」
それでというのだ。
「何この人って」
「なるわよね」
「もうね」
それこそというのだ。
「お手本どころかね」
「人生の大先輩でも」
「その逆にね」
「反面教師よね」
「そうとしか見えない人がね」
「お爺さんに多いわよね」
「お婆さんでもいるけれどね」
マナーの悪い者はというのだ。
「どうしても」
「けれどよね」
「そうした人もいて」
「ちゃんとお手本になる人もいて」
「そうしたお爺さんお婆さんも見て」
そうしてというのだ。
「お手本にしないとね」
「駄目なのね」
「そういうことでしょ」
「そうなのね」
「ええ、人間ってね」
「私達にしても」
「今は何かと勉強する時で」
それでというのだ。
「学校のことにね」
「人生のことも」
「ちゃんと勉強すべきだから」
「そうした人達からもなのね」
「勉強してこう」
こう言うのだった。
「私もそうだし」
「私達もね」
「そうしていこうね」
こうした話をした、そして気付くと実際にだった。
四人共ラインでのやり取りよりも実際に相手と話すことを好む様になって実際にそうした、そうしているうちに四人共交際にまで行き着いた。
第十八話 完
2021・12・15
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